気象庁が3月24日に発表した「黄砂に関する全般気象情報」によると、3月25日から26日にかけて、北日本から西日本の広い範囲で黄砂が予想される。
水平方向で見通せる距離「視程」は10キロメートル未満、所によっては5キロメートル未満となる見込みという。
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黄砂解析予測図を見ると、3月25日午前9時時点で、西日本の広い範囲が濃い黄砂に覆われていることがわかる。また、「気象衛星ひまわり」による「トゥルーカラー再現画像」では、茶色く見える黄砂が広範囲に飛散していることがわかる。
気象庁気象研究所主任研究官の荒木健太郎さんも公式X(@arakencloud)でトゥルーカラー再現画像を引用し、「すごい黄砂が気象衛星で捉えられています。 茶色く見えているのが黄砂で、すでに広範囲にかかってきています。どうかお気をつけください」などと発信。
この投稿には、「これはやばい」「ひぃ~」「今日明日はマスクが手放せんな」「見てるだけで鼻がムズムズしてくる!」「もうきてるじゃないのー」といった声が寄せられていた。
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気象庁は、「屋外では所により黄砂が付着するなど影響が予想される。また、視程が5キロメートル未満となった場合、交通への障害が発生するおそれがある」と注意を呼びかけている。