【桜の開花予想2025】東京や福岡、大阪など全国の開花はいつ?満開になる時期は?

東京は開花目前。西日本や東日本では開花から1週間〜10日ほどで満開を迎えるところが多いといいます。
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ウェザーニュースでは今日3月19日(水)、2025年の「第七回桜開花予想」を発表しました。いよいよ来週3月24日(月)に東京で開花し、25日(火)に宮崎、高知、広島と続く見込みです。西日本と東日本では4月上旬に満開となるところが多いとみています。

これまでに「さくらプロジェクト」参加者から寄せられた200万通以上の桜リポートおよび名所への独自取材と、気温などの観測結果・気象予測をもとに開花日を予測しています。お花見の時期の参考にご活用下さい。
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全国に先駆け東京で3/24開花予想

名所の桜開花予想(3月19日更新)
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名所の桜開花予想(3月19日更新)
2025年の桜の開花は、 西日本や東日本では概ねやや遅い〜平年並、北日本では平年よりやや早い〜非常に早くなる予想です。

関東南部では昨年、平年よりも開花が遅くなりましたが、今年は平年並の開花になるとみています。北日本は平年よりやや早い〜非常に早くなる予想で、北海道の開花は平年より1週間前後早くなる見込みです。

全国の桜の開花は3月24日に東京から始まり、25日に宮崎や高知、広島が続くとみています。3月中に西日本や東日本の各地で開花を迎え、4月上旬からは東北南部で咲き始め、4月下旬には桜前線が北海道に上陸します。北海道は4月22日の函館から開花が始まり、5月上旬にかけて道内各地で開花する予想です。

西日本や東日本では開花から1週間〜10日ほどで満開を迎えるところが多く、概ねやや遅い〜平年並の時期の満開となる見込みです。北日本では開花から5日ほどで満開を迎え、平年よりやや早い〜非常に早い満開となる予想です。特に北海道は平年より1週間ほど早く見頃を迎えるので、お花見の計画は早めに立てるのがオススメです。

名所のソメイヨシノ開花予想日
・上野恩賜公園(東京都) 3月25日
・高知公園(高知県)   3月25日
・熊本城(熊本県)    3月26日
・嵐山(京都府)     3月29日
・弘前公園(青森県)   4月18日
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西日本や東日本は「先が緑に」の状態へ

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「桜のつぼみ調査」(※)の結果、桜のつぼみの生長が広いエリアで進んでいることがわかりました。西日本や東日本では「先が黄色に」や「先が緑に」、「半分以上緑に」変化したつぼみが先週に比べて大幅に増え、九州や中国・四国では「先がピンクに」や「花びらが見えた」など開花まであと少しのつぼみも見られ始めました。「桜のつぼみ調査」(※)の結果、桜のつぼみの生長が広いエリアで進んでいることがわかりました。西日本や東日本では「先が黄色に」や「先が緑に」、「半分以上緑に」変化したつぼみが先週に比べて大幅に増え、九州や中国・四国では「先がピンクに」や「花びらが見えた」など開花まであと少しのつぼみも見られ始めました。

また、北日本でも桜の生長が進み、北海道でも一部のつぼみは「先が黄色に」変化したようです。
関連記事:桜のつぼみは開花に向けて生長中

暖かさが戻りつぼみの生長は進む見込み

先週は気温の変化が大きい1週間で、桜の生長は進んだり止まったりしました。4月並の暖かい日があったものの長続きはせず、冬のような寒さになった日もあり、つぼみの生長が急加速するといったことにはなりませんでした。東海以西はつぼみの状態と今週前半の寒の戻りの影響を考慮し、開花予想日を第六回発表から1〜3日遅らせたところがあります。

今週は寒の戻りはありますが、週末からは再び気温が上昇するため、開花へ向けてつぼみの生長が進む見込みです。東京はつぼみの状態や来週の気温の高さから、満開予想日を第六回発表から1日早めています。

次回の発表は、3月26日(水)を予定しています。
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※「桜のつぼみ調査」についてウェザーニューズでは、全国の桜の生長状況を調べるため、全国のウェザーニュースのユーザーと共に「桜のつぼみ調査」を実施しています。本調査では、つぼみの生長を 7 段階(“まだ小さく硬い”“先が黄色に”“先が緑に”“半分以上が緑に”“先がピンクに”“花びらが見えた”“花の軸が伸びきった”)で写真と共に報告していただきます。つぼみの現在の状態を細かく把握することで、より高い精度で開花日を予想できるようになります。調査結果を加味した最新の開花予想を毎週水曜日に発表します。

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