知ってる?春分の日が年によって日付が変わる理由【知って得する雑学クイズ】

ちょっとした豆知識を身につけられるクイズに挑戦しよう!

こんにちは、ハフポスト日本版クイズ部です!クイズ研究会出身のライターが、ちょっとした豆知識を身につけられるクイズを紹介しています。

春分の日が毎年3月20日または21日であることはよく知られていますが、その日付が年によって異なる理由をご存知ですか?今回は、その秘密に迫るクイズをご紹介します!

【問題】

Q. 春分の日は毎年3月20日または21日ですが、年によって日付が異なる理由は何でしょう?

A) 地球の公転軌道が完全円ではなく楕円だから
B) 地球の公転周期が365日ちょうどではないから
C) 太陽活動が毎年変化するから
D) 各国の祝日制度が異なるから

【まず解説から(答えは最後に)】

まず、「春分の日」とは、太陽が天球上の春分点を通過し、昼と夜の長さがほぼ12時間ずつになるのことです。春分の日は、昼と夜の長さがほぼ等しくなる日として、本格的な春の訪れを感じる日となりますが、実はその日付は毎年少しずつ変動します。

この理由は、地球の公転周期が365日ちょうどではないためです。地球が太陽の周りを1周するのにかかる時間は、厳密には約365.24219日(365日と約6時間)です。この微妙なズレが原因で、毎年春分の日は約6時間ずつ遅くなり、日付のズレも生じることとなります。

たとえば、2020年の春分は3月20日12時50分でしたが、2021年は3月20日18時37分、2022年は3月21日0時33分、さらに2023年は3月21日6時24分と、春分の日は約6時間ずつ遅くなっていきます。

しかし、このズレが無限に続くわけではありません。ズレを調整するために4年に一度、「うるう年」が導入されます。うるう年のため、1年が366日になる年は、春分が前年より約6時間遅れるとともに1日早くなるため、2020年の春分の時刻に近づきます。たとえば2024年はうるう年で、春分は3月20日12時6分でした。

この現象は春分の日だけでなく、秋分の日にも影響を与えます。秋分の日も、毎年9月22日または23日に変動します。

答えは↓

B) 地球の公転周期が365日ちょうどではないから

今年の春分は、3月20日18時1分。自然のサイクルに基づいて、私たちの生活の中で少しずつ変化する春分の日を楽しんでみてください。

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いかがでしたか? 知っているようで意外と知らない雑学だったかもしれません。これからもクイズで楽しく知識を深めていきましょう!

このクイズはハフポスト日本版クイズ部が作問しました。