「ラフすぎる」格好でアカデミー賞授賞式に参加した俳優、指摘され「出て行きます！」

米ロサンゼルスで3月2日（現地時間）に開催された第97回アカデミー賞授賞式で、ラフすぎる服装を指摘された俳優でコメディアンのアダム・サンドラーさんが、会場を出ていく一幕があった。

【動画】パーカーとショートパンツでアカデミー賞授賞式に参加したアダム・サンドラーさん

豪華な衣装の俳優が集った授賞式会場で、サンドラーさんが着ていたのは、バスケットボール用のショートパンツと青いパーカーだ。

司会のコナン・オブライエンさんはオープニングモノローグで「このような格式高い夜には、すべての人がきちんとした服装をしていることが大切です」とコメントした後、サンドラーさんを見て「何を着ているんですか？」と指摘した。

服装をとがめられたサンドラーさんは「誰も私の服装なんか気にしてなかったのに、あなたが指摘するまでは！」と反論。

さらに「アダム、午前2時にビデオポーカーをしているような格好ですね」というオブライエンさんに言われ「私はこの格好が気に入ってるんですよ！私は良い人間ですから」と叫んだ。

「何を着ようが、着まいが私は気にしません！私のオシャレなジム用ショートパンツと柔らかいスウェットがそんなに気に入らないなら、同僚たちの前で勝手に馬鹿にしたらいいでしょう！」

オブライエンさんは謝罪したものの、怒ったふりをしたサンドラーさんは立ち上がり、「出て行きますよ。皆さんのせいじゃありません、彼のせいです」と言ってその場を去ろうとした。

また、会場に向かって「5対5のバスケットボールの試合やってるので来てください、みんな大歓迎ですよ」と呼びかけた後、俳優のティモシー・シャラメさんを見て「シャラメェェェェェェェェェェ！！」と叫んで強くハグし、会場を後にした。

ハフポストUS版の記事を翻訳・加筆しました。