
Bloomberg via Getty Images
アメリカ・ウィスコンシン州で、犬用ビスケットの入っていた容器から頭が抜けなくなった犬が、警察の助けを得て救助された。
この犬リル・マーフィーを救助したホワイトフィッシュベイ警察は2月20日、「最後のミルクボーンを取ろうとして、はまってしまった」とFacebookで説明した。
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投稿には、ハサミを使って、茶白の小型犬の頭部から容器を取り外す様子が写っている。
警察によると、リル・マーフィーの飼い主は1時間以上かけて自力で容器を外そうとしたものの失敗。動物病院が閉まっていたため、警察署に助けを求めたという。
ABCは、警察官や飼い主がリル・マーフィーを励ましながら容器を外す動画を投稿している。
食べ物の容器は気をつけて!
食品の入れ物は動物にとって危険となる可能性がある。
イリノイ州では2月、スナック菓子の入っていたプラスチック容器から頭が抜けなくなった野良犬が救助された。この犬は、数日間飲食できない状態だった。
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幸いにも犬は保護されて、「バケットヘッド(バケツ頭)」と名付けられた。
犬や猫にとって危険なのは、プラスチック容器だけではない。袋も命を脅かす危険をはらんでいる。
アメリカ食品医薬品局(FDA)は、ポテトチップスの袋などに犬や猫が頭を突っ込むと、顔に密着して窒息する危険があると警告している。
FDAは対策として、お菓子の袋をペットの届かない場所に保管し、捨てる前に切り開くなどの方法を推奨している。
ハフポストUS版の記事を翻訳しました。