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「離婚」の原因と聞いて何が考えられるでしょうか?
累計1万件以上の離婚相談を受けてきたデイライト法律事務所が、2024年の相談時アンケート1509件を集計し、「離婚の原因」を男女別でランキング化。結果を2月26日に公開しました。
早速、ランキング結果を見ていきましょう。
2024年離婚原因ランキング・女性編
10位 両親との不和(5.8%)
9位 借金(6.0%)
8位 性的不調和(7.3%)
7位 浪費(8.3%)
6位 生活費を渡さない(9.9%)
5位 その他(10.5%)
4位 暴力(10.6%)
3位 異性関係(相手)(15.8%)
2位 精神的虐待(26.1%)
1位 性格の不一致(31.6%)
「女性の離婚原因」第1位は「性格の不一致」でした。女性の社会進出が進み、経済的に自立できる女性の数が増加したことで、性格の不一致によってストレスを感じて生活するより、離婚して自立したいと考える女性が増えたと考えられます。
その一方で、「暴力」「精神的虐待」などパートナーからの加害が原因で離婚を決断する人の割合は、合計で3割を超える結果となりました。
2024年離婚原因ランキング・男性編
10位 病気(3.0%)
9位 浪費(4.9%)
8位 異性関係(相手)(6.2%)
7位 暴力(6.6%)
6位 異性関係(自分)(6.7%)
同率4位 性的不調和・両親との不和(7.5%)
3位 その他(9.3%)
2位 精神的虐待(15.8%)
1位 性格の不一致(30.4%)
「男性の離婚原因」第1位は、女性と同じく「性格の不一致」でした。一方、「暴力」や「浮気」などの要因は、女性とは異なり、上位には入らない結果となりました。
現在は夫婦3組に1組が離婚すると言われています。離婚に対するマイナスイメージが払拭されたことで、離婚の決断をしやすくなっていると考えられます。
出典:離婚原因ランキング(弁護士法人デイライト法律事務所)