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親に「相続してほしい」と頼まれたら困る…と思うものはありませんか?
親にとっては意味があったり、先祖代々受け継いできたものであったりしても、自分には必要なかったり、むしろ管理に困ってしまったり。
早速、ランキングを見ていきましょう。
相続したくないものランキング TOP5
5位 車
普通車の所有者が亡くなった場合には、相続人への名義変更手続きという手間がかかります。それに加え、「自分は興味がないため、相続しても持て余してしまう」「もう自分の車を持っている」などの理由で、相続したくないと考える人がいるようでした。
4位 骨董品
「価値がわからず、処分に困る」「骨董品は売ってもあまりお金にならない」など、興味がない人からするとメリットよりデメリットが多く感じられるようでした。また「家に置くスペースがない」との声も上がりました。
3位 借金
マイナスの遺産、「借金」が3位です。
「自分がつくっていない借金なのに、なぜ自分が返すのかよく分からない」「生活に余裕がないから、借金は困る」などの意見が集まりました。
2位 お墓
2位には「お墓」がランクインしました。
正確には、お墓は承継するものであるため、相続税はかかりません。しかし、「費用がかかるし、お寺さんとの付き合いも大変」「独身で子どもなしなので、将来管理するにも限界がある」「県外に住んでいるため、お仏壇やお墓の掃除が大変」など、管理にまつわる負担が大きすぎると感じている人が多いようです。
1位 不動産
「相続したくないもの」第1位には「不動産」が選ばれました。
「実家や田畑を相続しても、自分で住んだり使ったりはしない」という意見が多く寄せられたほか、「築30年以上経過しているので、資産価値がない」「両親が土地を相続して、固定資産税に困っていたのを見てきた」など、相続する土地に資産価値を見出せない人が多いようでした。