【厳しい寒さの1週間に】3連休も平均より低い気温が続く予想

寒さが緩んだ週末。一転して西日本では17日から、東日本では18日から真冬並みの寒さになるようです。
ウェザーニュース
例年であれば2月後半は平均気温が急速に上がり始め、体感に変化がでてくる頃です。しかし今年は寒波の襲来により、真冬の最も寒い頃と同じ寒さがまだ続く予想です。週末の三連休にかけて、厳しい寒さに注意してください。

上空の寒気は今月上旬の寒気に匹敵の所も

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この週末は全国的に寒さが緩み、この時期としては気温が高くなりました。今日16日(日)の最高気温は、東京や仙台で4月上旬並みを記録しています。

寒さの緩みは一時的で、西日本や沖縄では明日17日(月)から、東日本や北日本では明後日18日(火)から強い寒気の影響を受け始めます。西日本や東日本の上空1500m付近には−9℃前後の寒気が流れ込む予想で、これは一年の最も寒い時期の平均より低く、2月後半としては平年より4〜10℃程度低い気温といえます。今月上旬に襲来した寒波に匹敵するような所もありそうです。

西日本では都市部でも最高気温が10℃に届かない日が多く、名古屋でも最低気温が0℃未満の冬日が予想されています。比較的気温の高い東京でも最高気温が10℃前後、最低気温は0℃前後の日が続く予想です。

2月も後半に入り春らしさが感じられても良い時期ですが、真冬を思わせる厳しい寒さが続く1週間となります。冬型の気圧配置が続くので、冷たい北西風が吹きつけると一層寒く感じそうです。体調を崩さないよう十分注意してください。
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