踏切に取り残された車から、運転手が間一髪で脱出。アメリカ・ユタ州で列車が車に衝突、車は大破

踏切事故で、衝突の数秒前に運転手が車内から逃げ出す映像が衝撃的。幸い事故によるけが人はなかったという。
イメージ画像
イメージ画像
John M. Chase via Getty Images

アメリカのユタ州で2月4日、踏切内に残された車に列車が衝突する事故が発生した。電車を運行するユタ州交通公社が衝突の瞬間を捉えた映像を公開し、話題を呼んでいる。

事故が起きたのは、オグデンとプロボ間を走る鉄道「Front Runner」の踏切内。

映像を見ると、車が事故直前、後続車に押し出されるような形で、降りかけた遮断機をすり抜け踏切内に侵入するのが確認できる。

車は後退しようとしたが遮断機に引っかかり、動けなくなった様子だ。運転手が車から脱出した数秒後、踏切を通過した列車と衝突し、車や遮断機が大破した。

CNNによると、事故によるけが人はなかったという。

ユタ州交通公社の担当者は地元メディアKSL TVに「結果的に誰も怪我をすることがなくてとても幸いだった」とコメントし、踏切上に取り残された際は遮断機を壊してでも脱出をするよう注意喚起した

また運転手がなぜ前進しなかったのかについては「視界が何かに遮られていた可能性がある。反対車線からも電車が来ていたらと考えると前進はしたくないだろう」と推測している。

注目記事