![東京都・渋谷にあるハチ公像](https://img.huffingtonpost.com/asset/67a71ba5160000250063721c.jpeg?ops=scalefit_720_noupscale)
RICHARD A. BROOKS via Getty Images
ロシアにも忠犬ならぬ忠猫がいた――。亡くなった飼い主の“墓守”を続けていた猫がロシアのダゲスタン共和国で保護された。
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AP通信によると、この猫は2018年に亡くなった飼い主の墓の上で7年近く過ごしていたところを、ボランティアに保護された。
7年も飼い主の墓を離れなかったため、1987年の日本映画『ハチ公物語』をリメイクした2009年のアメリカの映画『HACHI 約束の犬』にちなみ、「ハチコウ」と名付けられた。
ハチコウは7年の間に健康状態が悪化して歯が抜け、ドライフードを満足に食べられない状態だという。
複数の病気も患っており、ダゲスタンの首都マハチカラの病院で治療を受けている。
それでも、動画に映るハチコウは病院でゴロゴロと喉を鳴らし、かすれた声で鳴いている。
病院のスタッフが「ハチコウはみんなのスターだ」「よくやった。しっかり休んで」と声をかける様子も映っている。
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ハチコウは健康が回復すればサンクトペテルブルクへ移送され、動物愛護団体によって新しい家族を見つけてもらう予定だ。