
2月14日はバレンタインデー。日本では恋人にチョコレートを贈る人だけではなく、学校や職場でお世話になっている友人や同僚に渡す「義理チョコ」の文化も根付いています。
その一方で、最近では義理チョコはいらないという声も多く聞かれるようになっています。
オンライン英会話レッスン Preply(プレプリー)は、全国の20〜59歳のビジネスパーソン600人を対象に「義理チョコ文化」に関する調査を実施し、その結果を2月6日に発表しました。
職場で義理チョコはどのように受け止められているのでしょうか?
義理チョコ、7割が「不要」
「義理チョコを贈る風習は必要だと思いますか?」という質問に対して、74.8%が「必要ない」と回答。多くの人が義理チョコ文化に疑問を抱いていることがわかりました。
不要の理由として最も多かったのは「お金や時間の負担が大きいから」(67.9%)で、「義務的な文化に疑問を感じるから」(43.2%)、「お返しがプレッシャーになるから」(40.5%)が続きました。
なぜ義理チョコを渡すの?
義理チョコはあげる側だけではなく、もらう側にとっても負担になっているようですが、なぜ渡すのでしょうか?
上位を占めた理由は「人間関係を円滑にするため」(46.7%)、「上司や同僚への感謝の気持ちを表すため」(26.7%)でした。
一方、男性の29.4%は義理チョコをもらっても「嬉しくない」と回答しており、その理由として「お返しをしなければならないから」(36.8%)、「義務感を感じてしまい、素直に喜べないから」(34.2%)、「苦手な人から貰う可能性があるから」(16.3%)などが挙げられました。
義理チョコに代わる感謝の伝え方は?
義理チョコは、相手への感謝を伝える一面がある一方で、負担になっているのであれば、別の方法に変えるのも良いのかもしれません。
「義理チョコを贈る代わりに感謝の気持ちを伝えるとしたら、どの方法が良いと思いますか?」という質問に対し、最も多かった回答は「日常的に感謝の言葉を直接伝える」(32.8%)でした。
また「ランチやお茶会に誘う」(14.0%)、「感謝を示すシンプルなメールを送る」(11.7%)などを選んだ人もいました。
義理チョコにこだわらず、普段のコミュニケーションの中で感謝を伝える機会を作るのも良いのかもしれませんね。
オンライン英会話レッスン Preply(プレプリー)調べ