自動車保険を選ぶ際、ネット型と代理店型のどちらが自分に合っているか迷う人も多いでしょう。
セレクトラ・ジャパンの保険部門は、ファイナンシャルプランナーや税理士などの金融系の資格を有する100人の専門家に「加入している自動車保険」について調査を行い、2月5日に結果を発表しました。
それぞれのタイプで加入者が多かった上位3位の会社を比較しながら、その特徴を解説します。
ネット型自動車保険ランキング
ネット型自動車保険は、主にオンライン契約を前提としており、人件費や店舗コストを抑えられるため、手続きが簡単で保険料が安いのが特徴です。
3位タイ:イーデザイン損保
東京海上グループのネット型自動車保険であるため、東京海上日動と連携したサポートなどの手厚い補償が評価されました。
3位タイ:SOMPOダイレクト
年齢に応じたプランがあることや補償内容をカスタマイズできる点が評価されました。
3位タイ:SBI損保
業界最安クラスの保険料でありながら補償内容と価格のバランスが良い点などが支持されました。
2位:チューリッヒ保険
「保険料が大幅に安いのが決め手」「無事故無違反の保険料が安い」など、価格を重視して選んだという声が寄せられました。
1位:ソニー損保
保険料が比較的安くコストパフォーマンスが高いことに加え、事故対応の評判が良い点も評価されました。
代理店型自動車保険ランキング
保険代理店を介して契約し、対面での相談やきめ細やかなサポートが特徴の代理店型。充実した補償内容などが評価されていました。
3位タイ:あいおいニッセイ同和
トヨタグループとの提携が強みになっており、幅広い補償内容が支持されました。
3位タイ:損保ジャパン
事故対応の丁寧さや手厚い補償内容が評価されており、長期契約している回答者が多いのも特徴的でした。
2位:三井住友海上
大手としての安心感から支持されているのが特徴で、充実した補償内容やサポートが評価されていました。
1位:東京海上日動
ネット型に比べると保険料は高めではあるものの、補償の充実度や大手の安心感から選ばれおり、利用者からは「必要と考える補償がほぼ網羅されていた」という声が寄せられました。
どちらを選ぶべき?
セレクトラ・ジャパンは、今回の調査から「ネット型損保」と「代理店型損保」を選ぶ理由がより明確化されており、特に安さを求める回答者がネット型損保を選ぶ傾向があったとしています。