今季最強の寒波が襲来し、室内で過ごしていてもつらい寒さの日々が続いています。こんな時に知っておきたいのが、「暖房機器」の効果的な使い方。
暖房機器や空調・家電を製造・販売する「コロナ」が、暖房機器を使用する際に知っておきたい3つのポイントを紹介しています。
どんな点を意識すると、室内を効率よく暖めることができるのでしょうか。注意点と併せて紹介します。
①石油ファンヒーターは◯◯に置く
一つ目のポイントは、石油ファンヒーターを置く場所です。同社によると、石油ファンヒーターは「窓際に置く」のが望ましいといいます。窓際に設置すると、窓から伝わってくる冷たい空気を吸い込んで温めることができるため、冷気が部屋の中を回る時間を短くでき、結果として灯油の消費を抑えられるメリットがあります。
ヒーターの近くに物が置かれていると、送風や循環が妨げられて暖房効率が下がってしまう恐れがあるため、そうした障壁になりうる物を別の場所に移動させるよう推奨しています。
また、カーテンや布団といった燃えやすい物の近くや、ほこりの多い場所での暖房機器の使用は火災の原因にもつながるため、これらの場所では使用しないよう呼びかけています。
②エアコンの風向きは?
二つ目のポイントは、エアコンの風向き。同社は、エアコンの温風は「下向き」に設定することを勧めています。こうすることで、部屋の温度が均一になりやすいといいます。
また、暖かい空気は部屋の上部にたまりやすいことから、サーキュレーターを使用して室内の空気を循環させる方法も効果があるといいます。
③フィルターは定期的にお手入れを
最後のポイントは、フィルターのお手入れです。エアフィルターがほこりなどで目詰まりすると、暖房効率が落ちてしまいます。同社は、掃除機などを使って定期的に清掃・お手入れすることを推奨しています。
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このほか、コロナ社は公式サイトで「暖房機の節約テクニック」を紹介。エアコンに関しては「室外機の周りを片付ける」「省エネには『弱風』『微風』より『自動運転』」、石油ファンヒーターに関しては「省エネモード、タイマー機能を活用する」などの節約術を提案しています。