ヒューマンホールディングスは1月30日、「シニアの仕事観とキャリアに関する実態調査2025」の結果を発表した。
調査は1月9日から15日まで、定年退職後に就労している65歳から74歳の1000人を対象に、インターネット上で実施した。
希望する年収額で最も多かったのは「300万円~400万円未満」だったものの、実際の年収額は「200万円~300万円未満」が最多だった。
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◆定年後に働く理由「生活費を得るため」が最多
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ヒューマンホールディングス
「定年後に働いている理由」(複数回答可)は、「生活費を得るため」が54.6%で最多。「社会とのつながりを保つため」(43.0%)、「身体的健康を維持するため」(42.1%)」が続き、必ずしも“お金のため”だけの就労ではない実情が見えた。
「現在の仕事における悩み・困りごと」(複数回答可)は、「悩み・困りごとはない」が最多(44.0%)。「収入が少ない」(23.5%)、「体力的にきつい」(16.3%)、「就労時間が長い」(11.5%)、「就労日数が多い」(8.7%)が続いた。
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「現実的に希望する年収額」は、「300万円~400円未満」が最多(17.1%)で、「400万円~500万円未満」(15.0%)が続いた。
一方で、「実際の年収額」については「200万円~300万円未満」(20.9%)が最も多く、「300万円~400万円未満」(17.6%)が2番目に多かった。