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林芳正官房長官は1月30日の記者会見で、フジテレビ関係の広報啓発事業に関し、29日時点で実施中や予定の広告4件を全て取りやめたと明らかにした。
4件の内訳は、内閣府の政府広報が2件、厚生労働省と国税庁が各1件。
内閣府の政府広報の2件は、TVerで配信中の動画広告と、2024年度内に民放各局に出稿する予定のテレビCMだという。
林官房長官はフジテレビが関わる各府省庁の広報啓発活動について「同社を巡る現下の状況等を踏まえて、当面、広告出稿は見合わせる」と述べた。
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タイアップや番組制作への協力については、消防庁の1件が見直し、内閣府の1件と海上保安庁の2件が対応を検討中という。
フジテレビを巡っては、中居正広さんによる女性への性加害が報じられ、その対応が問題視されており、トヨタ自動車などは既に広告出稿を取りやめている。
中居さんは23日に芸能活動の引退を発表した。