札幌市にある新さっぽろサンピアザ水族館が公式X(@sunpi_aquarium)で公開したフグの姿に注目が集まっています。
同館の飼育員が水槽をのぞいたところ、1匹のコクテンフグが全身をパンパンに膨らませていたそうです。
動画には、まるまるしたコクテンフグがカメラの方に顔を向け、口をぱくぱくさせているところが映っています。膨らみすぎて、顔が体にめり込んでいき、見事な球体に変形していきます。膨らみきったところで、フグは口を大きく開き、体内から空気を吐き出すかのような仕草さを繰り返して縮んでいきました。
同館は「何かに驚いて、威嚇と身を守るために膨らんだようですが、何に対してだったのかは最後の最後までわかりませんでした」と説明しています。
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このコクテンフグの様子には、「吸い込みかたと丸さが、カービィを思い出しました」「こんなにまんまるになるんですね!」「こんなデカくなれるの凄い」「萎むときにオエッオエッって顔をしててなんか気の毒」「珍しい動画をありがとうございます」など多くのコメントが寄せられました。
下関市立しものせき水族館「海響館」によると、膨らむことができるのはトラフグなどのフグ科とハリセンボンなどのハリセンボン科のフグだけ。コクテンフグはフグ科に属しています。肋骨や腹びれがなく、飲み込んだ水を膨張のうに入れることで体を大きく膨らませる仕組みとのことです。