能登や氷見の地酒、東京に集結へ。2月に「能登の地酒市」。能登半島地震から1年

能登半島地震から1年。能登や氷見の地酒が東京・日本橋兜町にやってきます。

能登半島地震で被害を受けた石川県や富山県の酒蔵を応援するイベント「飲んで応援!能登の地酒市」が2月7〜8日、東京・日本橋兜町の「KABUTO ONE」で開かれる

入場は無料で、有料試飲はチケット10枚で税込み3300円の予定。チケット1、2枚で地酒1種類の試飲ができる。

9酒造が参加。地元特産品も販売

石川県酒造組合連合会と富山県酒造組合、「能登の地酒市」実行委員会が主催。能登の地酒に関心を持ってもらい、復興の取組みについても知ってもらおうと開催する。

参加する酒造は9つで、次の通りだ。

▽石川県

(能登町)

「数馬酒造」(竹葉)、「鶴野酒造店」(谷泉)、「松波酒造」(大江山)

(珠洲市)

「櫻田酒造」(大慶・初桜)、「宗玄酒造」(宗玄)

(輪島市)「清水酒造店」(能登誉)、「中島酒造店」(能登末廣)、「日吉酒造店」(金瓢白駒)。

▽富山県

(氷見市)

「髙澤酒造場」(有磯 曙)

平和不動産株式会社

会場では、能登産の食品メーカーによる地元特産品も販売される。また、地酒販売の利益は被災した酒蔵の復興支援に活用される。

イベント関係者は「能登半島地震で、石川県珠洲市、輪島市、能登町の11酒蔵が全半壊し、富山県氷見市の酒蔵は液状化による大きな被害を受けました。多くのお酒の在庫が失われ、昨年の酒造りの時期には造りのできない酒蔵が多数ありました」とコメント。

その上で、「復興の道のりは始まったばかりですが、未来に向けて1歩ずつ前に進んでいます。この1年、多くの人たちが想いを繋いで醸した能登の地酒を、ぜひ味わいにいらしてください」と来場を呼びかけていた。

_____

「飲んで応援!能登の地酒市」開催概要

日時:2025年2月7日(金)15:00~19:30、2月8日(土)11:00~17:00

場所:KABUTO ONE(東京都中央区日本橋兜町7-1)1F アトリウム

※出品蔵は変更される可能性もある。

注目記事