和菓子屋がココアを本格的に作ったXの投稿が、「参考になる!」と話題になっています。
山梨県北杜市にある和菓子屋、金精軒製菓(@kinseiken_jp)が「バンホーテン ココア」の缶の裏側に記載された「おいしいココアの作り方」をもとにした淹れ方を公開。
バンホーテンのレシピについて「ココアを売って生活している方が考えた最高の配分」とし、「様々な配分で淹れてきましたが『餅は餅屋だな!』と思わせるバランスです。ちなみにこのアカウントは餅屋が運営しています」とつづりました。
それぞれの工程を写真や動画とともに丁寧に解説した投稿には、「練るんだ!やってみよ!」「本格的」「おいしそう…!」「おいしく作るにはそれなりの工夫が必要なんだな」「私はいつ作ってもうまく作れないからめっちゃ参考になる」などの声が寄せられました。
普段から自宅での製菓の様子を発信している金精軒製菓の担当者。
「実は数年前から毎年冬にココアの投稿を続けており、そのたびにたくさんの『いいね』をいただきます。お砂糖を使った生活感のある投稿から親近感を感じていただき、菓子専門店の敷居を下げたい意図を込めて続けています」と説明します。
投稿について「美味しいものを作るにはどうしても手間がかかるため、楽しみながら作れるよう発信しています。また、ムーミンのスナフキンがお鍋でココアを入れるシーンなど、アニメや漫画でココアを飲むシーンが時折出てくるのですが、思い浮かぶような投稿を心掛けています」とこだわりを語りました。
反響に対し「単純に自身の投稿に価値を感じてもらえたことが嬉しいです。季節の移り変わりをお菓子を使って楽しんで貰うのが和菓子屋の仕事なので、それがたとえココアでも嬉しい限りです。『自分もお砂糖を使って何か幸せなことがしたいな!』なんて思ってくだされば更なりです」と話しました。