ニジギンポの習性は分かった。でもチンアナゴは…?2匹が仲良く寄り添う謎の行動が話題

どういう心境…?

ニジギンポとチンアナゴ、同じ水槽内での異種間交流を捉えた動画がXに投稿され、話題になっています。 

投稿したのは、和歌山県立自然博物館(@WMNH)。「チンアナゴに寄り添いたいニジギンポ。チンアナゴも特に嫌がる様子もなく、2匹でひっつきあっていました。謎な行動です…」として、チンアナゴに寄り添うニジギンポの動画を投稿しました。 

この投稿は2.7万回以上「いいね!」され、大きな反響を呼んでいます。

同館の広報担当者によると、2匹は「砂地の魚」という水槽を共有する「タンクメイト」の間柄だといいます。 

ニジギンポは自然界では、流れ藻やロープなどに寄り添って生活しているそうで、「チンアナゴをそういうものに見立てて寄り添ったのでは」と話しています。チンアナゴがあまり嫌がるそぶりを見せなかったことを不思議に感じたといいます。

投稿には「誰か研究してよ!!コレは相互関係なのか。恋愛関係なのか恋なら守りたいやん🥺」「仲良しさんたち💕✨」「海藻だと思われてる…?」「ワイの腹斜筋とオマエの腹直筋の勝負や!」といったコメントが寄せられました。

担当者は、そのような反響に対して「毎日水槽を見ている私自身、初めて見た行動で、かつ、ほほえましい様子で感動したので、それが多くの人と共有できたことを嬉しく思います。これをきっかけに、自然博物館にも遊びに来ていただけたらと思います。ただ、あの行動が見られるかどうかは分かりませんが…」とコメントしています。