加藤シゲアキさんらが参加する能登半島地震チャリティ小説発売「能登を想ってくれてるだけで嬉しい」と地元ファン

加藤シゲアキさんらが人気作家たちに呼びかけ、自らも参加した能登半島地震支援チャリティ小説の発売日に思いをつづりました。

NEWSのメンバーで作家の加藤シゲアキさんが1月22日、自身のInstagramを更新。企画発案から参加した能登半島地震支援チャリティ小説『あえのがたり』(講談社)の発売日に、その思いをつづりました。  

加藤さんは「小説にできることはほとんどないかもしれません。それでも小説にしかできないこともあるかもしれません。作家10人が心を込めて書いた短編集です。(中略)どの作品も本当に面白いです。どうぞ手に取ってくださると幸いです」とコメント。

加藤さんの投稿には「能登に住んでるNEWSファンです。シゲが能登を想ってくれてるだけで嬉しいです🥹ありがとう!」「何かできることを...1日でも早い復興を願ってます😊」「被災地のために行動出来るシゲくんがかっこよくて私の誇りです😭😭」「シゲちゃんや他の作家さんたちの小説を楽しむ事でチャリティに参加できるなんて素敵な事だなと思います」など、加藤さんへの感謝や行動力を称賛する声が寄せられています。

講談社によると、物語で被災地に寄り添おうというチャリティ小説企画『あえのがたり』は「おもてなし」がテーマ。本企画は、2024年1月の直木賞選考会の夜に集まった今村翔吾さん、小川哲さん、加藤さんの3名の同世代の作家たちの呼びかけではじまったとのこと。加藤さんのほかにも、朝井リョウさん、麻布競馬場さん、柚木麻子さんらが参加しています。

『あえのがたり』というタイトルは、能登地方に伝わる伝統儀礼「あえのこと」から発想されたもの。「あえのこと」は「田の神様」へ感謝をささげる儀礼、「あえ=おもてなし」「こと=祭り」との意味があり、物語という「あえ=おもてなし」を皆さんに届けようとするコンセプトから本企画がスタートしたそうです。

また、本書の表紙には加藤さんが能登地域の伝統工芸「輪島塗り」にインスピレーションを受けて制作した絵が採用されています。

本書への参加著者の印税相当額と講談社の売上相当額は能登半島の復興支援に寄付予定。具体的な寄付金額の公表は書籍の発売から約半年ほどかかる見込みということです。 

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