冬生まれの「赤ちゃんの名前ランキング」1位は?あの“冬の風物詩”を取り入れた◯◯ネームが急上昇!

12月生まれの赤ちゃんは、季節感を取り入れた名前が人気のようです。男女別のランキングを紹介します。
Getty Images

生まれてくる季節によってトレンドが変わる「赤ちゃんの名前」。冬生まれの赤ちゃんはどんな名前が人気だったのでしょう?

育児支援サイトを運営する ベビーカレンダーは「赤ちゃんの名前」に関する調査を毎月実施。今回は、12月生まれの女の子と男の子それぞれの名前ランキングTOP10を振り返りながら、その特徴を探ってみました。

女の子の名前TOP10。「柚」ネームが目立つ

10位 紬(つむぎ)
8位 紗菜(さな) 陽葵(ひまり) ※同率
6位 琴葉(ことは) 結月(ゆづき) ※同率
5位 葵(あおい)
3位 茉白(ましろ) 楓(かえで) ※同率
1位 凛(りん)

12月生まれの女の子の名前は、冬に旬を迎える柚子(ゆず)から、「柚」を使ったものが目立ちました。

「柚葉(ゆずは)」が11月の25位から2位へ急上昇したほか、「柚希(ゆずき)」が86位→20位、「柚月(ゆづき)」も32位→20位へとランクアップ。他にも「柚乃(ゆの)」「柚葵(ゆずき)」「柚杏(ゆあ)」など、計6種類の「柚ネーム」がトップ100に登場しています。

「柚」の爽やかなイメージや冬らしさが選ばれる理由となっているようです。

男の子の名前TOP10。「ヒイラギネーム」が人気

10位 颯(はやて) 柊(しゅう) 蒼空(そら) 晴(はる) 朔(さく) ※同率
9位 湊(みなと)
8位 颯真(そうま)
5位 陽翔(はると) 悠真(ゆうま) 凪(なぎ) ※同率
4位 律(りつ)
3位 蓮(れん)
2位 楓真(ふうま)
1位 碧(あお)

男の子の名前では、クリスマスの象徴である「柊(ひいらぎ)」を使った「ヒイラギネーム」が人気を集めました。特に「柊(しゅう)」が11月の84位から10位に急上昇。また、「柊汰(しゅうた)」や「柊真(しゅうま)」がトップ100圏外からランクインしています。

「柊」は魔除けとしての歴史がある植物。冬らしさと力強さを兼ね備えた「ヒイラギネーム」が支持されたようです。

冬らしい漢字や読みの名前が急上昇!

12月生まれの赤ちゃんは、季節感を取り入れた「シーズナルネーム」が多く見られました。

女の子は、イルミネーションをイメージさせる「光」を使った名前が増加。男の子は、クリスマスを連想させる「聖」「冬」を使った名前の人気も上昇しました。

また、女の子では「ましろ」や「ひかり」など、純白の雪や光を思わせる読みも急増しました。晩秋から初冬の頃の穏やかで暖かな天気を指す「小春日和」を連想させる「はる」は男女ともにランクインしており、性別を問わず愛される「ジェンダーレスネーム」となっています。

株式会社ベビーカレンダー