アメリカのイリノイ州シカゴで1月14日朝、スーパーマーケットの冷蔵コーナーに隠れていたコヨーテが保護された。
このコヨーテはスーパーマーケット「アルディ」の店内に迷い込んだ後、冷蔵ショーケースに身を隠した。
ソーシャルメディアで拡散した動画には、駆けつけた警察官がモップを使ってコヨーテを捕獲しようとする様子が映っている。
Advertisement
警察官はコヨーテの尻尾をつかみ引っ張り出すことに成功したものの、コヨーテは再び冷蔵ショーケース下に逃げ込んでいる。
CBSによると、最終的に市の動物管理官がこのコヨーテを保護し、フリントクリーク野生動物リハビリセンターに引き渡された。
リハビリセンターは「コヨーテは怪我はしていませんが、怯えています。準備が整い次第、自然に返す予定です」とFacebookで伝えている。
Advertisement
コヨーテは路上で人間から逃れようとしてスーパーマーケットに迷い込み、店内客ら身を隠すために冷蔵食品コーナーに潜り込んだのではないかと考えられているという。
このコヨーテについて、シカゴ動物管理局広報のアルマンド・テヘダ氏は16日、地元ラジオ局B96に出演して、動画は荒っぽく見えるものの「健康状態は良好です」と語った。
テヘダ氏によると、現在はコヨーテの繁殖期であり、保護された個体は他のオスに自分の縄張りだと知らせるために歩き回っていたと見られている。
Advertisement
シカゴ動物管理局のFacebookには「このコヨーテは里親は募集していますか?」という(おそらく冗談の)問い合わせも寄せられており、管理局は「いいえ、でも遠い親戚なら募集していますよ!」という返信とともに、保護犬や保護猫の譲渡会案内をシェアしている。
ハフポストUS版の記事を翻訳しました。