アメリカでは強力な寒波の影響が拡大しています。メキシコ湾に面するテキサス州やルイジアナ州などで異例の大雪に見舞われ、温暖な気候で知られるニューオリンズでも吹雪になりました。
現地時間の22日(水)朝まで冬の嵐が継続
アメリカを襲っている寒波の中心は中部から東部へと移りつつあります。南下した寒気とメキシコ湾からの暖気の温度差によって前線が形成され、メキシコ湾沿岸では広範囲で雪になりました。
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テキサス州やルイジアナ州を中心に大雪になり、ルイジアナ州レインでは25cm、テキサス州ボーモントでは12cmの降雪を観測しています。メキシコ湾に面し1月の平均気温が12℃と温暖な気候で知られるニューオリンズも吹雪に見舞われ、普段では見られないような景色が広がりました。(東京の1月の平均気温は5.4℃、鹿児島は8.7℃)
雪のエリアはフロリダ州の北部やジョージア州などにも拡大している状況です。気象当局は現地時間の22日(水)朝まで冬の嵐が継続し、吹雪による視界不良や積雪などにより移動が困難になるとして警戒を呼びかけています。
出典・参考
写真:AFP=時事
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