大統領就任式を前に、米コカ・コーラ社が特別デザインのダイエットコーラボトルをドナルド・トランプ次期大統領に贈呈し、ネット上で賛否両論が起きている。
トランプ氏の広報を担当するマーゴ・マーティン氏が1月14日にXに投稿した画像には、特別デザインのボトルを手にしたトランプ氏と、コカ・コーラ社のジェームズ・クインシーCEOが映っている。
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ボトルのラベルにプリントされているのは、ホワイトハウスのイラストとトランプ氏の名前、就任式の日付だ。マーティン氏は「史上初の大統領就任記念ダイエットコーラボトルを、今夜受け取りました」とコメントしている。
トランプ氏はダイエットコーラ好きで知られ、1期目在任中は1日にダイエットコーラを最大12本飲み、執務机にはダイエットコーラボタンがあったと言われている。
コカ・コーラ社の作った特別ボトルは、「素晴らしい」「自分も買いたい」など反響を呼んだ一方で、トランプ氏に反対する共和党員グループが「水、もしくはビールを飲む理由が増えた」とコメントするなど、批判の声も投稿されている。
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コカ・コーラ社は2021年に、トランプ氏が関与した連邦議会議事堂襲撃事件を非難する声明を出した。批判の中には、この声明に触れて特別ボトル贈呈を疑問視する見方もある。
また、トランプ氏が2012年にコカ・コーラ製品を「ゴミ」と呼んだことを指摘する声も投稿されている。
1月20日の就任を前に、コカ・コーラ社だけではなく、メタ社のマーク・ザッカーバーグ氏やAmazonのジェフ・ベゾス氏ら大企業トップに対して、「トランプ次期大統領に取り入ろうとしている」という批判が起きている。
ハフポスト日本版の記事を翻訳しました。