【あわせて読みたい】「オンライン腕相撲大会」。京大の寮で開かれた世にも不思議なイベントに反響
小説家の道尾秀介さん(@michioshusuke)がXに投稿したコーヒー専用の急須に反響が広がっています。
道尾さんは「最近手に入れた『コーヒー専用の急須』がとてもいい。挽いた豆+お湯を入れ、2分ほど待って注ぐだけ。まろやかな味わいで、フィルターなどのゴミも出ない」とコメント。お茶用と見た目は同じ『コーヒー専用の急須』と、カップに入ったコーヒーが写っています。
インスタグラムの広告で、この急須の存在を知ったという道尾さん。購入したのは、一般販売に先駆けてクラウドファンディングが行われていた、あるキッチンツールブランドのものだそう。気になる構造についても教えてくれました。
「金属のメッシュカバーが内蔵されていて、粉を濾せるように目が細かくなっています。よほど微細な粉はコーヒーと一緒にカップに注がれるのですが、それもまたいい味を出してくれます。
使用後の洗浄も簡単で、水を入れて、三角コーナーやコーヒー粉OKのディスポーザーに流すだけで終わります(基本的にコーヒー器具を洗う時に洗剤を使わないようにしているので)」
実際に使用した感想をこう明かします。
「コーヒー豆の油分まで味わえる、とのことだったので興味を持ちました。以前に思いつきでコーヒー用の紙フィルターでお茶を淹れてみて、あまりに苦く、うま味のない液体になってしまい、驚いたことがあります。
『急須』→『紙フィルター』でここまで味が変わるのなら、逆パターンでもずいぶん味が変わるだろうとすぐに注文しました。確かに紙フィルターと比べるとまったく味が違います。
常滑焼の急須なので、内側の表面にある細かい凹凸がコーヒーの雑味を吸収してくれるようです。かなり飲みやすい、人なつっこい味わいになってくれます」
『コーヒー専用の急須』を紹介した投稿に5万超の「いいね」がついたほか、「こういう淹れ方もあるんですね」「エコ。道具も1つだけでいいし」といった声が寄せられました。
こうした反響について、道尾さんは「コーヒーとお茶は、『コーヒー vs お茶』『コーヒー or お茶』のようなイメージがあるので、その2つが意外なかたちで結びついていたところに多くの人が興味をそそられたのではないでしょうか」とコメントしています。