【ハリー・ポッター】ハーマイオニー役俳優の「浮遊ドレス」が異次元だった。映画のあの呪文を想起する人も

「ハリー・ポッター」のハーマイオニー役、エマ・ワトソンさんの不思議なドレス。映画に登場する、あの有名なシーンを彷彿とさせます。
イタリア・ミラノのファッションイベントに出席したエマ・ワトソンさん(2023年)
イタリア・ミラノのファッションイベントに出席したエマ・ワトソンさん(2023年)
Arnold Jerocki via Getty Images

エマ・ワトソンさんには、ホグワーツの魔法がまだ残っていたらしい。

金曜ロードショー(日本テレビ系)で1月17日から、世界中を魅了した大ヒットファンタジー映画「ハリーポッター」のシリーズが3週連続で放送される

主人公ハリー・ポッターの親友ハーマイオニー・グレンジャーを演じたエマ・ワトソンさんが着用したあるドレスが2023年、話題を呼んだ。ドレスの不思議なつくりから、シリーズ第1作「ハリー・ポッターと賢者の石」のある有名なシーンを思い出す人が相次いだのだ。

「物理学を無視している」「誰か説明して」混乱する人が続出

ワトソンさんは同年6月、弟のアレックスさんとのツーショットを自身のインスタグラムで公開。2人はカーボンニュートラルのジンブランド「Renais」を共同で立ち上げるなど、仲の良さで知られている。写真でアレックスさんは淡いブルーのシャツを、エマ・ワトソンさんは水色のドレスを着ていた。

ワトソンさんのドレスは左右非対称で、体から浮いてるように見える。胸元の布は何かに吊るされるように上に向かって伸びているが、支えになっているものは写真からは見当たらない。

目の錯覚を招くなんとも不思議なドレスに、コメント欄には「このドレスがどうなっているか、誰か説明して」「理解しようと努めている」「このドレスは物理学を無視している」など、困惑の声があふれた。

「エマの耳からドレスが垂れ下がってるのでは」との見立てをする人もいた。

【画像】困惑する人が続出した、エマ・ワトソンの「浮遊ドレス」

一部の「ハリー・ポッター」ファンからは、「ホグワーツ(ハリーたちが通う魔法魔術学校)の魔法?」という疑問も噴き出した。

劇中では、ワトソンさん演じるハーマイオニーが、物体を浮かせる時に「ウィンガーディアム・レヴィオーサ」という呪文を唱えるシーンがある。呪文のアクセントを「ウィンガーディアム・レヴィオサー」と間違ってしまう友人ロン・ウィーズリーを、勉強熱心で成績も良い優等生のハーマイオニーが正す場面はシリーズのファンからも人気がある。

この物体浮遊の呪文は、ハリーたちが最初に学んだ呪文の一つで、ホグワーツ1年目の時にフリットウィック教授から教わったものだ。

このハーマイオニーのシーンを想起し、ワトソンさんの投稿に対して「ウィンガーディアム・レヴィオーサってドレスが言った」といったコメントもあり、ドレスのからくりを巡って映画ファンらの間で盛り上がりを見せた。

CNNによると、「重力に逆らった」ワトソンさんのドレスは、スペインのブランド、ロエベのもの。ワトソンさんが着た水色のミニドレスは、2023年の春秋コレクションの一つという。

【画像】困惑する人が続出した、エマ・ワトソンの「浮遊ドレス」

(この記事は、2023年の記事を再編集して掲載しています)

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