北海道の除雪業者がもらった「お礼品」⇒その様子に「これが“徳を積む”ということか」と反響

雪国には欠かせない存在「除雪業者」。業務以外に善意で除雪することもあるそうです。その際にもらった品物たちとは…。

除雪作業をした際にもらった「お礼の品」が1月13日、Xに投稿され、話題になっています。

投稿したのは、カワイ 𝕏 ミニトマト屋 除雪屋(@tomato_yoichi)さん。「怖いか 善意からの除雪をしたら集まる貢物の量が」として、大量のペットボトル飲料や栄養ドリンクの写真を投稿しました。

この投稿は14万回以上「いいね!」され、大きな反響を呼んでいます。

カワイさんは普段、北海道余市町でミニトマト屋をしており、X上で「余市のラオウ」と呼ばれているそうです。民家の前などの除雪作業も自社で請け負っており、多いときで1シーズンに100件ほど対応しているのだとか。カワイさんによると、民間の除雪業者は、拘束時間や作業が夜間帯に及ぶことなどから若手の人材が不足しているといいます。

カワイさんは今回の投稿に関して、依頼を受けて報酬が発生する除雪業務以外に「作業場所の近隣に住む年配の方や、朝早くから仕事に行かねばならない方などの自宅の雪をかいてあげることがあります」と説明。

「すると飲み物や食べ物を持ってきていただき『本当に助かってます。ありがとうございます!』と深々と頭を下げられます」と明かします。

カワイさんの投稿には「これが“徳を積む”ということか」「そちらの地域はアリナミンが通貨ですか、こちらの地域はリポDが通貨です🤣」といった反響が広がりました。

カワイさんは、そのような反響に対して「僕はこの投稿が多くの方に見ていただけて本当に嬉しいなと感じております。除雪は雪国のライフラインですので、誰かがやらなければなりません。除雪は文字通り日の当たらない仕事で、皆さんが起きているころには出来ていて当たり前の仕事です。除雪してる私たちの仕事にスポットライトが当たったことが嬉しく思います」とコメントしています。