金曜ロードショー(日本テレビ系)で、映画「ハリー・ポッター」が1月17日から3週連続で放送されます。
シリーズの魅力の一つが、個性豊かな登場人物たちです。中でも主人公のハリーとともにホグワーツ魔法魔術学校で学ぶ級友たちは、物語に欠かせない存在でもあります。
この記事では、数多くの人気キャラクターの中から、ハリーの友人ネビル・ロングボトムと、不思議キャラのルーナ・ラブグッドを演じた俳優の現在を紹介します。
ネビル役:マシュー・ルイスさん
ハリーやハーマイオニー、ロンと同じグリフィンドール寮の生徒であるネビル・ロングボトムは、マシュー・ルイスさんが演じました。ルイスさんはイギリス出身、1989年生まれ。シリーズ第1作の「ハリーポッターと賢者の石」から最終作まで、ネビル役を演じています。
内気で不器用なネビルですが、薬草学を得意とし、シリーズ最終作「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2」でも大活躍を見せます。
ルイスさんは、ハリーポッターシリーズの公開後も俳優として活動し、映画「世界一キライなあなたに」(原題:Me Before You、2016年)や「Baby Done」(2020年)などに出演。私生活では2018年に一般女性と結婚しました。
2023年には、ハリーポッターシリーズの体験型施設「ワーナーブラザース スタジオツアー東京 メイキング・オブ・ハリーポッター」のオープンを前に、サプライズゲストとしてマルフォイ役のトム・フェルトンさん、ルーナ役のイヴァナ・リンチさんと共に来日しています。
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ルーナ役:イヴァナ・リンチさん
シリーズ5作目の「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」から登場する不思議キャラ、ルーナ・ラブグッドは、イヴァナ・リンチさんが演じています。
ハリーとは別のレイブンクローの寮生であるルーナ。風変わりな性格で知られていますが、誠実で素晴らしい知性の持ち主であることから、ファンの多いキャラクターの一人です。
リンチさんは1991年生まれ、アイルランド出身。「不死鳥の騎士団」のオーディションでは、1万5000人の中からルーナ役に抜擢されました。プロデューサーのデイビッド・ヘイマンさんは、「他の人もルナ役を演じることはできるが、イヴァナ・リンチこそがルーナだった」と語っています。
リンチさんは過去のインタビューで、「ルーナと似ている部分は、私も人をジャッジしたりせず、心を開いているところです。ルーナはとても自由な精神を持っていて、服装や態度でその人を判断することはしません。そういう人生観が好きです」と話していました。
「ハリー・ポッター」シリーズ以外では、「My Name Is Emily」(2015年)などに出演したほか、舞台でも活躍。2021年には回顧録「The Opposite of Butterfly Hunting」を出版し、思春期の頃の摂食障害と治療の経験をつづっています。
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