1月17日より3週連続で、日本テレビ系列の「金曜ロードショー」で映画『ハリー・ポッター』シリーズが放送されます。
1月17日:『ハリー・ポッターと謎のプリンス』
1月24日:『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』
1月31日:『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』
シリーズ完結後も長く愛される本作。主要キャラクターのハリー、ハーマイオニー、ロン、そしてマルフォイを演じた俳優たちは、現在30代になりました。どんな成長を遂げたのか、近年の活躍を振り返ります。
【ビフォーアフター写真】こんなに大人になった…!ハリポタ俳優の現在の姿がこれだ
ハリー役:ダニエル・ラドクリフ
主役のハリー・ポッター役を演じたダニエル・ラドクリフは、現在35歳。
シリーズ最終章の「死の秘宝」が公開されたのは2011年。以降は、映画や舞台、ミュージカルなどで幅広く活躍しています。
映画『スイス・アーミー・マン』や『ガンズ・アキンボ』などのユニークな作品に挑戦したほか、近年はミュージカルで活躍し、2024年には『メリリー・ウィー・ロール・アロング』での演技が評価され、ミュージカル助演男優賞を受賞し、初のトニー賞に輝きました。
プライベートでは2023年4月、パートナーで俳優のエリン・ダークとの間に第一子が誕生しパパになりました。
ハーマイオニー役:エマ・ワトソン
ハーマイオニー・グレンジャー役を演じたエマ・ワトソンは、現在34歳。
ディズニー実写映画『美女と野獣』のプリンセス・ベル役や、アカデミー賞作品賞などにノミネートされた『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』などにも出演。この数年は映画などには出演していませんが、弟のアレックスとジンのブランド「Renais」を立ち上げたり、大学院に入学したりするなど、新しいチャレンジを続けています。
ほかにも、国連における女性の権利のための機関「UN Women」の親善大使を務め、ジェンダー平等やマイノリティの権利、環境問題などについて積極的に発信しています。
ロン役:ルパート・グリント
ハリーの親友ロン・ウィーズリー役のルパート・グリントは現在36歳。
ハリポタシリーズと同時に、他作品でも活躍していたグリント。近年はテレビやドラマ作品を中心に活躍しており、2023年にはM・ナイト・シャマラン監督の『ノック 終末の訪問者』に出演しました。
2020年5月には、10年近くパートナーであるという俳優のジョージア・グルームとの間に娘が生まれ、一児の父に。
2021年3月に出演したポッドキャストの番組では、ハリポタに参加できたのは得難い経験であり、出演者は家族のような存在だったとした上で、若くして多忙かつ注目を浴びる俳優という仕事に就いたことで「窒息しそうだと感じる瞬間もあった」と、当時の心境を明かしました。
マルフォイ役:トム・フェルトン
ドラコ・マルフォイ役のトム・フェルトンは37歳。
ハリーたちの敵という「悪役」のマルフォイですが、ファンからは根強く愛されたキャラクターです。2020年、イギリスのメディアTHE SUNの記事で、とあるファンが調べたところハリポタシリーズ8作品におけるマルフォイの出演時間はたった31分であることが判明。「31分であの存在感はすごい」「31分しか出てなくても一番好き」などと話題になりました。
作品数は多くはありませんが、フェルトンはハリポタ出演後も映画やドラマを中心に俳優業を続けています。
また、2022年に上梓した自伝の中では、20代にメンタルヘルスの問題を抱えていたことを公表しました。当時はハーマイオニー役のワトソンなどにもサポートしてもらっていたといいます。
ワトソンの他にも、スリザリン寮生の“悪友”の一人、グレゴリー・ゴイルを演じたジョシュア・ハードマンや、父親のシリウス役のジェイソン・アイザックスとの2ショットを公開するなど、今でも多くのハリポタ共演者と再会を果たしているようです。