3歳児が意外なモノをお世話する投稿に17万超「いいね!」その優しさに反響広がる

プラスチックスプーンをお世話する子どもの投稿が注目を集めました。

「これは3歳児によってお風呂に入れられ、寝かしつけされている実家のプラスチックスプーン」という投稿がXで17万「いいね」を集め、話題を呼んでいます。   

子どもの母であり、絵本作家として活動する投稿者のかとーゆーこ/ illustratorさん(@katooyukoo)に、話を聞きました。

「娘がスプーンに出合ったのは、私の実家に帰省した時のことです。キッチンにあったものを娘がたまたま見つけ、なぜか気に入って一緒に遊び始めました。

もともと色々なものにお世話ごっこをするのが好きで、これまでにもおもちゃやぬいぐるみをはじめ、家電や枝豆、紙きれ、箸置きなどにご飯を食べさせたり、寝かしつけたりしていました。 

よく一緒に絵本を読むので、物や食べ物などにも人格があり、生きていると思っているのだと思います」

帰省後も、自宅にスプーンを連れ帰り、毎日一緒に遊んでいるといいます。

「おもちゃや人形と同じような扱いで、色々な物と普段からごっこ遊びをしているので、これからもたくさん可愛がるのではと思います」と、かとーさん。

スプーンにティシュの布団を用意して寝かしつけるという、優しい気持ちが表れた投稿に、Xユーザーからは「大切におねんねさせてもらってるスプーンを見て、とても心がなごみました😊」といった声のほか、「わたしも子どもの時に、石を寝かしつけてました笑」「わが家も、アイスの棒と寝てた日がありました🤣」など共感の声も寄せられました。

こうした反響について、かとーさんは以下のように話しました。

「娘が遊んでいる日常の風景を何気なく撮影した感覚だったので、反響に驚いています。『世界一幸せなスプーン』『この心のまま大人になってください』というご感想も嬉しかったです。みなさんに和んでいただけて、私も嬉しい年始まりとなりました。

また、親御さんたちの『うちの子はこれをお世話してた』というあるあるエピソードも知れて、色々なものと友だちだった子ども時代の感覚や優しさを改めて思い出させていただきました。

本当に子どもは遊びの天才だと思いますし、現実と空想の世界が混ざった中で生きているので、うらやましいです。大きくなるまでしばらくの間は、そのキラキラした世界線を一緒に満喫したいです。

そして大人になった時、このスプーンにしてあげたように、誰かに優しくできる人、優しくされる人に成長して欲しいなと思います」