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暑い夏も寒い冬も欠かせないエアコン。一般的に寿命は10年程度とされていますが、決して安い電気製品ではないので出来るだけ長く使いたいですよね。
パナソニックが2024年12月に実施した調査によると、エアコンの寿命対策について、間違った認識を持っている利用者が一定数いることが明らかになりました。
そこでパナソニックはエアコンの間違った寿命対策の例とともに、正しい管理の仕方を紹介。エアコンを節電しながら長く使いたい人には見逃せない内容となっています。
エアコン寿命対策【NG例】
「洗浄スプレーを使用してセルフでエアコンの中を掃除する」
パナソニックはエアコン内部の掃除には高度な専門知識が必要なため、「ご自身でエアコン内部の洗浄をしないでください」と利用者に向けて喚起しています。
間違った方法で掃除してしまうと故障の原因となるため、クリーニングは専門業者に依頼しましょう。
「風量を抑える」
風量の変化はファンのモーター部分に影響を与えるだけで、エアコンの寿命には深く関係していないそうです。
「使わない時にコンセントを抜く」
トラッキング現象という、プラグとコンセントの間に溜まった埃が引火するという事故の対策にはなりますが、これもエアコンの寿命には関係しないそうです。
「使用頻度を少なくする」
夏場や冬場の無理な節電は危険です。パナソニックは夏場は室温が28℃以上、冬場は18℃を下回った時は我慢せずにエアコンを使用するよう推奨しています。
正しいエアコン寿命対策とは?
パナソニックは正しいエアコンの寿命対策として「こまめな掃除」を挙げています。
フィルターの掃除をすると節電もできる上に、エアコンへの負担も軽くなるため寿命対策として効果的です。
逆にフィルターが目詰まりしてしまうと、エアコン空気の吸い込み効率が低下してしまいます。効率よく温度調整ができなくなるうえ、エアコンに負担がかかってしまうのでこまめなフィルター掃除を心がけましょう。