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「ダム湖に凄い神社があって気になった。近づこうにも、道が見当たらなかった」という投稿がXで12万もの「いいね」を獲得し、注目を集めました。
投稿者である一人旅研究会(@hitoritabiken)の栗原悠人さんが、北海道新得町にある十勝ダムで撮影しました。この光景を目にした時の心境を、栗原さんはこう話します。
「なんとか近づきたいと思いつつも道が見当たらず、神社まで500メートル以上離れた場所から眺めただけなので、雰囲気しかつかめず、正直そこまでの感動はありませんでした。望遠レンズで撮った写真を見て、ようやく『すごい場所にあるな』と感動しました(笑)」
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ダム湖内の岩山にぽつんと建つこの神社の名前は、貴名牛(きなうし)神社。
十勝ダムを管理する国土交通省北海道開発局の資料には、「昭和24年に創設された貴名牛神社はダム建設に伴い昭和48年に廃止された」と書かれています。
しかし、ダム周辺の安全を祈願するため、1983年(昭和58年)に「赤岩」と呼ばれていたダム湖内の岩山に、鳥居と社殿を建立することになったのだそう。現在も、毎年10月に鎮座記念祭が行われています。
栗原さんの投稿にXユーザーからは「神秘的ですね」「気になります」などの声があがったほか、貴名牛神社に関する情報などが寄せられました。
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こうした反響について、栗原さんは「思った以上に大きな反響があって驚いています。『ゲームに出てくる』『終盤にならないといけない場所のようだ』と多くのリプをいただいており、こういった光景にワクワクする方は多いんだな、と思いました!」と話しました。