このランキングは、家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置して、テレビ画面への「注視」を測定する独自技術を使ったもので、テレビ前にいる人のうち、画面に視線を向けていた人の割合を示した「注目度」が分析指標になっています。
今回の調査では、最終回で特に高い注目を集めたドラマをランキング形式で発表。視聴者の心を掴んだ注目作トップ10を詳しくご紹介します。
第10位:テレ朝「民王R」
個人全体注目度:60.8%
第9位:フジ「全領域異常解決室」
個人全体注目度:61.9%
第8位:テレ朝「ザ・トラベルナース」
個人全体注目度:63.9%
第7位:TBS「あのクズを殴ってやりたいんだ」
個人全体注目度:63.9%
第6位:フジ「わたしの宝物」
個人全体注目度:64.5%
第5位:TBS「ライオンの隠れ家」
個人全体注目度:65.3%
第4位:日テレ「潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官」
個人全体注目度:65.4%
第3位:TBS 日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」
個人全体注目度:66.1%
昭和から現代に至るまでの長崎県・端島と東京を舞台に、愛と友情、家族の物語を描いた壮大な作品です。最終回は2時間放送され、放送時間の長さにも関わらず3位にランクインする高い注目度を記録しました。本作品は、世帯視聴率においては、初回・最終回ともに1位を獲得(REVISIO調べ)しています。
第2位:NHK「宙わたる教室」
個人全体注目度:71.9%
惑星科学の研究者が定時制高校の教師となり、さまざまな事情を抱える生徒たちと向き合う物語です。「学ぶことのよろこび」を描いた内容はSNSでも話題となり、評判が口コミで広がったことで注目度が急上昇しました。
第1位:NHK「3000万」
個人全体注目度:75.5%
初回ランキングで1位を獲得した後も好調をキープし続けた「3000万」が堂々の1位。平凡な一家が3000万円を手にしたことから始まる波乱の物語は、予想を裏切る展開と緊張感あふれるシーンの連続で視聴者を魅了しました。最終回では主人公の奮闘が描かれ、多くの人がその結末を見届けたことがこの高い注目度につながりました。
世帯視聴率(調査パネル世帯のうち、テレビをつけていた世帯の割合)とは結果がだいぶ違うところが興味深いですね。