価格高騰が続く野菜売り場で、店員の本音が思わず出てしまった様子が1月6日にXに投稿され、話題になっています。
投稿したのは、ちばちょごり(@chibachogori)さん。「お店の人も諦めるキャベツの高さ」とコメントし、東北地方のスーパーの店内の写真を投稿しました。
キャベツが1玉498円(税込537円)で売られており、値札には「御免なさい!ギブです!」と書かれています。さらに段ボールで作ったメッセージボードには「とんカツの~肉より高いキャベツかな~」と俳句調で書かれています。
近年の野菜の価格高騰に対する店員の悲哀が込められた投稿は、22万回以上「いいね!」され、大きな反響を呼んでいます。
夫と一緒に買い物に出かけたちばちょごりさん。「ユーモアがある」と思って撮影したといいます。
農水省の2025年1月の価格見通しによると、昨夏の高温や10月の天候不順の影響などが出荷数量に影響し、1月のキャベツの価格は平年を上回る見通しといいます。
別のスーパーでもキャベツの値段に驚いたというちばちょごりさん。その日はキャベツを断念し、代わりにもやしを購入したのだとか。
投稿には「キャベツに限らず、野菜高すぎだぜ最近」「1000円くらいのもあるよー」「高級食材すぎる…😭」「店舗によっては安いところもあるかもですね🥬🌿」といったコメントが寄せられました。
ちばちょごりさんは、そのような反響に対して「この物価高、クスリと笑ってくれる人ばかりじゃないんだなあと思いました。これが適正価格という農家の人もいるし、給料を上げてこの値段でおかわり自由になるのが一番いいというのも分かります。笑ったり怒ったり声をあげたりしながらも明るい一年になったらいいのになあと思いました。夫も私も肝臓数値が高いので高くてもキャベツは買い続けるつもりです」とコメントしています。