作業療法士が考案。病気や事故で片手が不自由になった人のための食器洗い自助具が話題

投稿には「確かに、これなら片手でできますね!」「自分でできるようにする それが本当に大切なことだと改めて思いました🙂↕️」といったコメントが寄せられました。

片手が不自由な人のために開発された自助具がXに投稿され、話題になっています。  

投稿したのは、竹林 崇@脳卒中リハの専門家, 作業療法士, PhD(医学)(@takshi_77)さん。

「これ…本当に良い…すごい…病気や事故等で、片手が不自由になられた方が『食器片付けは私の役割。何とか自分でやりたいんだ』と仰る事があります。家族に任せるのは申し訳ないし、辛いと。そんな方のために、友人の作業療法士が片手で使える食器洗い機を作ってくれました。必要な方に届いて欲しいです」として、片手で皿洗いができる自助具の動画を投稿しました。

この投稿は6万回以上「いいね!」され、大きな反響を呼んでいます。

竹林さんによると、人によって役割は様々ではあるものの、皿洗いなどの家事は役割として認識していることが多く、病気や事故で身体が不自由になった後でも、「自分でやりたい」と希望するケースが非常に多いといいます。

実際、この自助具を使った利用者から「片手ではお皿やお茶碗などが洗いにくかったので、この自助具を使うと問題なく洗えた」というコメントをもらえたそう。

投稿には「確かに、これなら片手でできますね!」「自分でできるようにする それが本当に大切なことだと改めて思いました🙂↕️」「裏面が吸盤になってるから倒れないのか〜」といったコメントが寄せられました。

竹林さんは、そのような反響に対して「こういった道具の存在を知っていただくことで、不自由で困られている方がおられること、そして、それらに関わっている作業療法士という職業があることを知っていただけると幸いです」とコメントしています。