トヨタ「ウーブン・シティ」が今秋にも始動。豊田章男会長「未来の当たり前を創るチャンス」

ウーブン・シティはトヨタ自動車東日本の東富士工場跡地などで開発が進められており、将来的にはトヨタの社員ら約2000人が住む予定です。

トヨタ自動車は1月7日、静岡県裾野市で計画している先端技術の実証都市「ウーブン・シティ」について、2025年秋以降に本格始動すると発表した

豊田章男会長は7日、米ラスベガスで8日に開幕する世界最大級の先端技術の見本市「CES」に先立ち、第1期開業エリアの建設が完了したことなどを明らかにした

ウーブン・シティはトヨタ自動車東日本の東富士工場跡地などで開発が進められており、将来的にはトヨタの社員ら約2000人が住む予定。自動運転やロボット、人工知能(AI)などの実証が行われる見通しだ。

豊田会長は「今年から住民が住み始め、徐々にリアルな実証の場として発展させていく」と説明。「ウーブン・シティではコラボレーションが全て。多様な視点や才能、能力を一つの布に一緒に織り込み、私たちの未来の当たり前を創るチャンスだ」と述べた。

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