米北東部を襲う冬の嵐、ワシントンD.C.で15cmの積雪、インフラに大混乱の恐れ

米国北東部を強力な低気圧が東進中。7日未明までに30cmの積雪も予想され、交通機関やライフラインに大きな影響が懸念されています。
ウェザーニュース

アメリカ北東部を冬の嵐が襲っています。首都ワシントンD.C.でも現地時間の6日(月)は断続的に雪が降り、積雪は15cmに達しました。

道路が通行不能になるおそれ

発達した低気圧がアメリカ大陸を東進しています。低気圧の北側からは上空1500m付近で−6℃以下の強い寒気が流れ込んでいるため雪になっていて、オハイオ州やペンシルバニア州、バージニア州などでは強く降っている状況です。

首都のワシントンD.C.でも現地時間の6日(月)未明から雪が強まり、昼の時点で15cmの大雪となりました。そのほかの各地も大雪や凍結によって交通事故や停電などが発生しています。

強い雪は現地時間の7日(火)未明(日本時間の7日夕方)にかけて続く見通しで、積雪は多い所で30cmの達する見込みです。道路が通行不能になるおそれがあり、アメリカの気象当局は冬の嵐に関する警報や凍結に関する警報を発表して、警戒を呼びかけています。

出典・参考

写真:EPA=時事

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