【住みたい田舎ランキング】5年連続1位に輝いたのは、すべての世代が住みやすい大分県の“あの町”だった

地方移住には、都会での暮らしでは得ることができないさまざまな魅力があります。

宝島社『田舎暮らしの本』2月号で、「2025年版第13回住みたい田舎ベストランキング」が発表されました。

このランキングは、移住定住を積極的に促進している547の市町村を対象に、移住支援策や医療、子育て、自然環境、就労支援、移住者数など、314項目にわたるアンケートを実施し、田舎暮らしの魅力を数値化して作成されています。

ランキングは人口別に集計されており、今回は人口1万人以上3万人未満のまちを紹介します。

早速、見ていきましょう。

住みたい田舎ランキング【人口1万人以上3万人未満のまち】

1位は、大分県豊後高田市でした。豊後高田市は、全世代対象の総合部門のほか、若者世代・単身者部門、子育て世代部門、シニア世代部門の4部門全てで5年連続1位を獲得しました。

高校生までの医療費、中学生までの給食費、保育料・幼稚園授業料を無料化などの子育て支援のほか、泉質の異なる6カ所の温泉や、シニアカー購入・レンタル費用補助など、子育て世代もシニアも住みやすい環境づくりが評価されたようです。

若者世代・単身者部門や子育て世代部門では、「移住者増の人気地ベスト100」で1位になった茨城県境町が2位となりました。

さらに、人口5000人以上1万人未満のまちの総合部門では、長野県松川村が1位にランクイン。豊かな自然と利便性のバランスの良さや、各種支援制度などの子育て支援体制が充実しているようです。

人口10万以上20万未満のまちの総合部門では、愛媛県今治市が1位に輝きました。観光業、農業、工業など、さまざまな仕事の機会があることや交通の便の良さが魅力のようです。