タイガー・ウッズ選手の15歳の子どもチャーリー・ウッズさんが12月22日、米フロリダ州オーランドで開催されたPNCチャンピオンシップで初のホールインワンを達成し、父親と喜びをわかちあった。
チャーリーさんは、パー3の4番でホールインワンを達成。ただし、タイガーさんは休憩中で、偉業達成の瞬間を見逃した。
チャーリーさんもすぐに気づかなかったようだったが、観客の祝福と歓声でホールインワンを知り、興奮したタイガーさんと抱き合った。
チャーリーさんはホールインワンの大先輩である父親から、栄誉には責任が伴うことも学んだようだ。
ゴルフでは、ホールインワンを達成した選手が、その日プレーをしている全員に飲み物をおごるという風習がある。
タイガーさんから「ここにいる全員におごるんだよ」「それがホールインワンを成し遂げた時のしきたりだ」と告げられ、15歳のチャーリーさんは「おごらないよ。お金ないよ」と困ったように答えた。
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PNCチャンピオンシップは、レジェンド選手が家族と2人1組のチームを組んで競技する大会だ。
チャーリーさんとタイガーさんが「チーム・ウッズ」でこの大会に出場するのは2024年が5回目になる。
2020年にチャーリーさんがPNCチャンピオンシップ史上最年少の11歳で出場した時にはウッズ親子は5位で、2021年には準優勝した。
2024年大会ではチャーリーさんのホールインワンで一時単独首位になったものの、プレーオフで敗れ準優勝だった。
初優勝は逃したものの、ウッズ親子にとって素晴らしい大会になったようだ。NBCによると、チャーリーさんは試合後、ホールインワンについて「父がそばにいて最高でした。すごく楽しかった」と述べた。
タイガーさんも、「この大会の目的は家族の絆を深め、素晴らしい時間を過ごすこと。私たちはそれを楽しみました」と語った。
ハフポストUS版の記事を翻訳・編集・加筆しました。