自転車でバイクと接触、転倒⇒九死に一生を得た体験漫画に「読んだら泣けてきた」

イラストレーターで漫画家の桜木きぬさんの体験談が話題になっています。

イラストレーターで漫画家の桜木きぬさん(@kinumanga)が、交通事故にあった自身の体験を描いたマンガをXに投稿し、話題になっています。

桜木さんは「交通事故に気をつけて!」とコメントし、注意を呼び掛けています。

ただの打撲ではなかった…!?

大学時代、自転車に乗っていたときにバイクと接触し転倒した桜木さん。その際、腹部を強打し起き上がれず、「痛いどころじゃない」「ヤバイ!!!」と直感したといいます。

救急車で病院へ行くと、最初は「打撲」という診断。ところが、別の医療スタッフが“黄疸”の症状に気づいて改めて検査したところ、肝臓が破裂していたことが判明したといいます。

医師から「あと1センチずれていたら即死だった」と言われ、九死に一生を得た桜木さん。肝臓は回復力が高いため、手術はせず、入院して“絶対安静”にするよう説明を受けました。

痛みと吐き気を乗り越え2週間弱で退院して、実家で療養後に大学に復帰。バイクの運転手の過失が認められたこと、アルバイトに行く途中の事故だったため労災が出たことは不幸中の幸いでしたが、その後も心のダメージや後遺症に悩まされたそうです。

桜木さんの投稿には「読んだら泣けてきた」「生きていて良かった」といったコメントが集まりました。

ハフポスト日本版は、桜木さんにマンガを描いた背景などを聞きました。

――今回のマンガを描こうと思ったきっかけについて教えてください。

子どもがひとりで自転車に乗って出かけるようになったので、子どもに読んでもらうために描きました。

――事故の後どれくらいで完治したのでしょうか?

半年くらいで完治したと思います。数年は黒いアザが残りました。

――この経験から得た教訓や、読者へのメッセージをお願いします。

誰でも事故にあう可能性はあると思うので、全力で気を付けて下さい!

――投稿した作品には大きな反響が寄せられていますね。

いろいろな体験談をリプライしていただき、私もあらためて事故の多さと恐ろしさを痛感しました。