2024年12月14日は「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)」と「天恩日(てんおんにち)」が重なり、縁起が良いとされる日です。
一体どんな日なのでしょうか。調べてみました。
一粒万倍日とは
暦を知る事典(東京堂出版)は、一粒万倍日について、以下のように説明しています。
一般には、文字通り一粒の籾(もみ)が一万倍になってかえってくるという意味で、仕事始め・開店・種蒔き・金貸しなどによい日であるが、借金や借り物など増えては困るものは当然ながら凶である。
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旧暦読本(創元社)では、次のように解説されています。
一粒の種を植えると、それが実を結んで万倍にもなるというおめでたい日のことです。金銭の貸し出し、商売始め、開店、投資などに吉。逆に、借金をするとたちまち膨れ上がる凶日です。
天恩日とは
天恩日に関しては「精選版 日本国語大辞典」が以下のように解説しています。
民間暦でいう吉日の一つ。この日は天から恩沢が下り、任官・婚礼などの慶事を行なうのに大吉とされる。
縁起を担ぎたい人にとっては、新しいことにチャレンジしてみるのに良い機会でしょう。
また、年末ジャンボ宝くじ(第1031回全国自治宝くじ)と年末ジャンボミニ(第1032回全国自治宝くじ)が販売されているので、縁起の良い日に運試しをしてみるのもいいかもしれません。
一粒万倍日と天恩日が重なる12月14日。皆さんにとって良い日でありますように。