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※2024年にハフポスト日本版で反響の大きかった記事をご紹介しています。(初出:10月1日)
電子レンジでの調理が禁止されている「カップ麺」を容器ごと加熱した実験映像を、製品評価技術基盤機構(NITE)が公式YouTubeで公開している。
スパークして炎が上がる
NITEによると、カップ麺の容器はふたにアルミを使用していることが多い。
電子レンジで加熱すると、電磁波が「アルミ素材」内の電子の動きを活発化させ、火花が発生する。その結果、破裂や発火、破損につながるという。
実験では、「お湯を沸かすのがめんどくさい」という理由で、カップ麺のふたの真ん中に穴を開け、そこから水を入れて電子レンジで加熱。
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すると、雷が落ちたかのようにスパークし、オレンジ色の炎と煙が上がった。
発火しない場合でも、「吹きこぼれによるやけど」の恐れがあるという。
なお、やむを得ず電子レンジを利用する場合は、電子レンジ対応の耐熱容器に移し替えて温める必要がある。
NITEは「カップ麺はお湯を注いで正しく食べてください。調理前に取扱説明書や商品パッケージに記載されている注意表記をよく確認しましょう」と呼びかけている。