車が故障して動かない→警視庁「これで楽に車体を押せる」豆知識に驚きの声集まる(2024年回顧)

警視庁災害対策課が車を楽に移動させる方法を発信。故障して動かなくなった時に役立ちそうです。(2024年回顧)

2024年にハフポスト日本版で反響の大きかった記事をご紹介しています。(初出:2月13日)

車のシフトにある「N」(ニュートラル)。エンジンの動力がタイヤに伝わらなくなるギアです。

使い道がなさそうに思えますが、警視庁災害対策課(@MPD_bousai)によると、車が故障して動かなくなった時に活躍するそうです。

車を楽に移動させる方法

信州駒ヶ根自動車学校(長野県)のウェブサイトによると、ニュートラルは「歯車が噛み合っていない状態のこと」を指し、アクセルを踏んでも前や後ろに進むことができなくなります。このため、道路の傾斜で車が動いてしまうことがあるため、坂道などでは注意が必要です。

しかし、この注意点を踏まえ、車が故障した時にニュートラルを使うと、車体を楽に移動させられます。

警視庁によると、まずシフトギアをニュートラルにいれ、サイドブレーキを外します。その後、車体を押すのではなく、タイヤを手で直接回します。すると、軽い力で車を動かすことができるそうです。

警視庁の投稿は話題となっており、「知らなかった~~!」「なんと!助かる!」「一度、交差点で止まってしまった恐怖が忘れられません…。覚えておこう」といったコメントが寄せられていました。

車が故障したとき、楽に移動させる方法があります。ギアをニュートラルに入れ、サイドブレーキを外します。車のボディーを押すのではなく、直接手でタイヤを回すことにより軽い力で動かすことができます。ちなみに後輪でも前輪でもOKです。1つの方法として知っておくと役に立つかもしれません。 pic.twitter.com/izqf2JzsAU

— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) February 12, 2024