電車に乗ったら、真空パックに入ったドライフラワーが中吊り広告に⇒粋な理由に「癒される」「素敵」の声

名古屋鉄道のユニークな取り組みを紹介した投稿に注目が集まっています。

Last scape _最後の風景さん(@last_landscape)がXに投稿した、アイデアあふれる名古屋鉄道の中吊り広告に注目が集まっています。

「たまたま乗り合わせた列車の中吊り広告が面白かった。(中略)最近の名鉄は目の付け所が変わってきていて、これからの取り組みが楽しみだ」というコメントとともに、電車内に掲出された真空パックに入ったドライフラワーの写真を公開しています。

名古屋鉄道は10月28日、電車内の中吊り広告を活用した「うえむくとうわむくプロジェクト」を開始。ドライフラワーの取り組みは、第1弾の「MORE FLOWER(モアフラワー)」のようです。

「MORE FLOWER(モアフラワー)」は、規格外の花を農家から買い取り、ドライフラワーにアップサイクルする取り組み。花卉(かき)出荷量全国1位の愛知県内で課題になっているフラワーロス改善のために実施されました。車内での掲出期間が終了した後は、希望者に無料配布されました。

Last scape _最後の風景さんは「名鉄が運行している特急電車のなかでも、1編成のみでの掲示でしたので、この中吊り広告に出会う確率はかなり低かったと思います」と説明。「電車の中吊り広告が、フラワーロス問題に一石を投じる新たなPR媒体に生まれ変わるという、斬新な企画を考案された方々に敬意を表します」と話します。

投稿には7.7万もの「いいね」が寄せられたほか、「みっちみちに混んだ車内でも、一心不乱にスマホに夢中な人達を見ずに、顔を上げたらカラフルなお花🌼🌸が見えるなんて、素敵💕」「心癒されますね」などのコメントが寄せられました。

この反響について、Last scape _最後の風景さんは「たくさんの方々に、この企画の面白さを知ってもらえて、利用者側としても嬉しいです。これを機に、名古屋鉄道様や広告会社様には今後もさらなる面白い企画を打ち出していただき、より一層の鉄道の利用促進に繋がることを期待しております」と話しました。

すでに「MORE FLOWER」の実施期間は終了していますが、第2弾にも注目が集まりそうです。