『THE ALFEE』紅白の曲目、ファンの予想合戦が熱を帯びる。「もしも」を見越して行動した人も【NHK紅白歌合戦2024】

『THE ALFEE』(ジ・アルフィー)が41年ぶりに紅白出場するというニュースに、歓喜のコメントとともに選曲の予想や希望曲を書き込むファンが相次いでいます。

『THE ALFEE』が41年ぶりにNHK紅白歌合戦に出場することになった。

1983年に初出場して以来、2回目の登場に「まさか実現するとは」「知名度あるのに滅多に姿見せない伝説的ラスボス登場感スゴイ」などと話題になっている。

THE ALFEE(ジ・アルフィー)は1974年にデビューした桜井賢さん(ベースギターとボーカル)、坂崎幸之助さん(アコースティックギターとパーカッションとボーカル)、高見沢俊彦さん(エレキギターとボーカル)による3人組の音楽バンドだ。フォークからロック、プログレ、メタルまで振れ幅の広い楽曲でファンを魅了している。これまで一度も解散や活動休止することなく、2024年にデビュー50周年を迎えた。

ファン待望の紅白出場が決まった今、気になるのが選曲だ。初出場となった「第34回NHK紅白歌合戦」ではその年の6月に発売し、バンドにとって初めての大ヒットとなった『メリーアン』を披露した。NHK公式が正式な曲目を発表するのは12月20〜22日ごろになるとみられるが、THE ALFEEの公式Instagramが11月19日に紅白出場を報告すると、歓喜のコメントとともに選曲の予想や希望曲を書き込むファンが相次いでいる。

InstagramやX、Blueskyなどでも繰り広げられているファンたちによる選曲の予想について、コメントとともにまとめた。

どんな楽曲が予想、期待されている? 

Sweat & Tears

「『Sweat&Tears』歌って欲しいなぁ」「Sweat & Tearsをスイッチボーカルで歌って欲しい」

作詞・作曲は高見沢俊彦。1986年リリース。

はじまりの詩

「もし、リクエスト出来るなら、はじまりの詩をお願いしたいです」

作詞・作曲は高見沢俊彦。2019年リリース。

KO. DA. MA.

2024年7月にリリースした最新曲で、毎週日曜に放送されているテレビアニメ『シンカリオン チェンジ ザ ワールド』のエンディング曲に採用されている。

「ぜひKO. DA. MA.を歌唱してください!SONGSで999の次は紅白でシンカリオンを!」「ALFEEはシンカリオンかなぁ。ちょっと楽しみ」

 作詞・作曲は高見沢俊彦。2024年リリース。

鋼鉄の巨人

「みんな大好き鋼鉄の巨人を披露してください」

作詞・作曲は高見沢俊彦。1984年リリース。

FLOWER REVOLUTION

「紅白で、『FLOWER REVOLUTION』どうですか。3人のスイッチボーカル曲なので1曲で3度おいしい!」「紅白では是非私の好きなFLOWER REVOLUTIONを演奏して欲しい!」

作詞・作曲は高見沢俊彦。1990年リリース。

裏切りへの前奏曲(プレリュード)

「絶対ないと思うけど、個人的には『裏切りへの前奏曲』を希望します」

作詞・作曲は高見沢俊彦。1985年リリース。

星空のディスタンス

「星ディスだろうなーと思っていますが(良くてめりあん+星+もう1曲?のメドレー)、星ディス単体だったらライブでやってるまずサビをアカペラで歌うバージョンでお願いします!(現実的なラインを攻める)」「メリーアンと星ディスの2曲だといいな」「星ディスでもメリーアンでもなんでもいい大晦日にALFEEが見れることが幸せ!!!」

作詞は高見沢俊彦と高橋研、作曲は高見沢俊彦。1984年リリース。

D.D.D!〜Happy 65th Anniversary for Donald Duck〜

「ワイヤーで飛びながらD.D.D!歌うぐらいないと」

作詞・作曲は高見沢俊彦。1999年リリース。

 幻夜祭

「せっかくのNHKなんだし幻夜祭やって会場を黙らせて欲しいな笑。メドレーで鋼鉄の巨人から始めてフラレボ(FLOWER REVOLUTION)で終わらせて欲しい」

作詞は高見沢俊彦と高橋研、作曲は高見沢俊彦。1995年リリース。

DNA Odyssey

「是非、『DNA Odyssey』か『Battle Starship Neo』をフルで演奏希望!」

作詞・作曲は高見沢俊彦。1989年リリース。

ラブレター

「ラブレター歌ってくださいお願いします」

作詞・作曲は高見沢俊彦。1979年リリース。

※敬称略

◇     ◇     ◇

1曲に絞れないという声も。「いろんなALFEEを知ってもらいたいとなると1曲だけじゃムリ。4曲くらいメドレーで歌うと予想してます」「50周年特別メドレーはいかがでしょうか」「THE ALFEE出場2回目なの!?何年かおきに出てるかと思っていた!10曲ぐらい歌ってくれないと割に合わない」など大きな期待を寄せる人たちもいる。

所有ギター数が500本を超える高見沢さんがどのギターで演奏するかにも注目が集まっている。 

毎年ツアーで全国まわるハードスケジュール

THE ALFEEは毎年、春と秋に全国をまわってツアーを続けてきた「トラベリングバンド」だ。

2024年は4〜7月に春ツアー「THE ALFEE 50th Anniversary 風の時代・春 From The Beginning」で28公演を行い、8月開催の夏のイベント「50年目の夏祭り」の2公演を挟んで、現在は10月に始まった秋ツアー「50th Anniversary 秋の祭典」で22公演を行っている真っ最中だ。

ツアーでは北海道から福岡まで25都道府県を訪れ、東京の2カ所を除き、収容人数1200〜3000人ほどの会場をまわっている。

秋ツアーは12月11日の仙台市で千秋楽を迎えるが、その後も23〜24日に日本武道館、29日に大阪城ホールで恒例の冬の公演が予定されている。そのうえでの紅白出場ということで、THE ALFEEの演奏に欠かせないドラム担当の吉田太郎さんとキーボード担当のただすけさん含めてなかなかの過密スケジュールになっている。

「もしも」を見越し、紅白観覧に応募した人たちも

デビュー50周年という節目にTHE ALFEEの紅白出場が実現するかもしれないと、NHKが10月に行った観覧募集に応募したという人たちも見受けられた。

「もしものために、一応観覧希望の応募もした」「もしかしたらと思って観覧募集に申し込みはしました」「観覧も応募済みなので、会場でお祝いしたい」「今年は『もしかして…』と思い、申し込んでおいた紅白観覧」と準備万端の人たちもいるようだ。抽選結果は11月29日に発表されることになっている。

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