寒い時期になると食べたくなる「おでん」。おでんは家庭によって具材や味に違いがあり、全国各地にさまざまな「ご当地おでん」も存在しています。
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リクルートが発行する旅行情報誌『じゃらん』は、20代から50代の1048人を対象に、「ご当地おでん」に関する調査を実施。その結果を11月20日に発表しました。
本場で食べたいご当地おでんは?また、おでんに必ず入れる具材は?早速、結果を見ていきましょう。
おでんに必ず入れる具材ランキング
【関東エリア】
9位 がんも、黒こんにゃく
8位 白滝
7位 焼ちくわ
6位 さつま揚げ
5位 もち巾着
4位 ちくわぶ
3位 白はんぺん
2位 たまご
1位 大根
関東では、「白はんぺん」「ちくわぶ」「がんも」などの練り物が好まれる傾向が明らかになりました。特に、「ちくわぶ」は、モチモチ食感が特徴の小麦粉に水と塩を加えて練ったもので、主に関東周辺でのみ使用される具材だといいます。
【関西エリア】
9位 さつま揚げ、ウィンナー
8位 焼ちくわ
7位 ごぼ天、黒こんにゃく
6位 もち巾着
5位 牛すじ串
4位 じゃがいも
3位 厚揚げ
2位 たまご
1位 大根
関西では、「牛すじ」や「ごぼ天」などの関東とは異なる個性的な具材がランクイン。これらの具材により、おでんの味に深みが増し、うま味をより高めてくれるといいます。
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さらに「本場で食べたいご当地おでんランキング」では、愛知県・名古屋で長年愛されている「名古屋風 味噌おでん」が2位の「福岡風おでん」や3位の「沖縄風おでん」を抑え、1位にランクインしました。
「名古屋風 味噌おでん」は、八丁味噌などの豆味噌の出汁で長時間煮込む方法と、醤油ベースのおでんに調理味噌をかける方法の2通りがあり、東海地方のローカルフードでもある角麩などの味がしみこみやすい具材が多く使用されているのが特徴です。