BTSの弟的存在として、HYBEから2019年3月にデビューしたTOMORROW X TOGETHER(トゥモロー・バイ・トゥギャザー)。「TXT」の略称で知られる、韓国の5人組ボーイズグループが、NHK紅白歌合戦に初出場します。
11月4日に発売された7thミニアルバム『The Star Chapter: SANCTUARY』は、メインアルバムチャート「ビルボード200」で2位にチャートイン。日本では『The Star Chapter: SANCTUARY』を含めて11作連続で週間アルバムランキングでトップを記録した。
さらに、K-POPアーティストとしてデビューから最短期間で日本4大ドームツアーを開催するほどの人気ぶり。
そんな世界から注目を集めるTOMORROW X TOGETHERとは、一体どのようなグループなのか。メンバーのプロフィールと魅力を紹介します。
【動画・画像】思春期の少年の成長を “ツノ” に例えたデビュー曲
ファンタジーな世界観
TOMORROW X TOGETHERは、韓国出身のヨンジュン、スビン、ボムギュ、テヒョン、アメリカ人のヒュニンカイの5人組ボーイズグループ。K-POPの代表格ともいえるBTSの“弟グループ”としてデビューを飾り、期待とプレッシャーが入り混じるなか韓国国内外の新人賞を総なめにした。
デビュー曲『CROWN(ある日、頭からツノが生えた)』は、思春期の少年の成長を “ツノ” に例えた楽曲だ。
TOMORROW X TOGETHERの魅力は、唯一無二のファンタジーな世界観。おとぎ話や魔法をコンセプトに、少年が大人になっていく過程での気持ちや葛藤を幻想的に表現している。
日本デビュー曲『9と4分の3番線で君を待つ(Run Away)』のタイトルは、『ハリー・ポッター』シリーズに出てくる駅のホームから名付けられた。歌詞には「呪文」や「魔法」などの単語が並ぶ。
高い表現力とダイナミックなパフォーマンス
ダイナミックなダンスも魅力のひとつで、メンバー全員がボーカル、ラップをこなす実力者としても名高い。
チームワーク抜群のパフォーマンス力と、楽曲ごとに変わるコンセプトを自分のものに消化する高い表現力が世界から人気を集めている理由だ。
マルチなスキルを持つ多才なTOMORROW X TOGETHER。メンバー1人ひとりのビジュアルとプロフィールをおさえておこう!
ヨンジュン(本名:チェ・ヨンジュン)
1999年9月13日生まれ(25歳)
25ansなどによると、(G)I-DLEなどが所属するCUBEエンターテイメントの元練習生。練習生時代にダンス、ボーカル、ラップの全てのカテゴリで常にトップの成績をおさめ、「Big Hit伝説の練習生」と呼ばれるほどのオールラウンダー。
スビン(本名:チェ・スビン)
2000年12月5日生まれ(23歳)
TXTのリーダー。シャイな一面もありながら、メンバーと距離を縮めるコミュニケーション力の高さからリーダーに選ばれた。OH MY GIRLのアリンとともに韓国の音楽番組「MUSIC BANK」の36代目MCを務めた。
ボムギュ(本名:チェ・ボムギュ)
2001年3月13日生まれ(23歳)
チームを明るく盛り上げるムードメーカー的な存在。練習生時代はダンスやボーカルの経験がなかったことから、レッスン後の自主練も欠かさなかったストイックな努力家。センターポジションを任されることが多く、低音ボイスが魅力。
テヒョン(本名:カン・テヒョン)
2002年2月5日生まれ(22歳)
伸びやかなハイトーンボイスが強み。勉強家で語学堪能。幼少期は広告や雑誌のキッズモデルなど、子役として活躍していた経歴を持つ。高校の入学式では、20社の事務所から名刺をもらったという。
ヒュニンカイ(本名:カイ・カマル・ヒュニン)
2002年8月14日生まれ(22歳)
メンバーたちにかわいがられるTXTの末っ子。ドイツ系アメリカ人の父と韓国人の母の間に生まれ、韓国語、英語、ドイツ語、ポルトガル語、中国語を話すこマルチリンガル。妹は、「Kep1er」のバヒエ。
この11月に「Over The Moon」でカムバックしたばかりのTOMORROW X TOGETHER。成長の過程で移り変わる心情を、そのときならではの表現で楽しませてくれる彼らのパフォーマンスに今後も注目したい。