「こっちのけんと」どんな人?「はいよろこんで」が大ヒット。曲中の「ギリギリダンス」も話題【NHK紅白歌合戦2024】

2024年紅白歌合戦の出演者が発表され、初出場することが決まったこっちのけんとさん。経歴や大ヒット曲「はいよろこんで」について紹介します。

アーティストのこっちのけんとさんが、第75回NHK紅白歌合戦に初出場することが発表されました。

5月に配信した楽曲「はいよろこんで」が大ヒットし、YouTube上のMV再生数は1億2000万回超え。TikTokを中心に、曲中に出てくる「ギリギリダンス」を踊る動画がトレンドとなり、踊ってみた動画も多数投稿されました。

そんな大ヒットを生み出したこっちのけんとさんは、どんな人なのか。ヒット曲「はいよろこんで」はどんな曲か。紹介していきます。

紅白の舞台に立ったことがあった

本人のプロフィールページYouTubeチャンネルによると、名前は菅生健人(すごう・けんと)。

大学時代はアカペラグループに所属し、アカペラスピリッツ全国大会2連覇を達成しました。

現在は、楽曲や映像の制作、デザインなど幅広いジャンルのアーティストとしてYouTubeやSNSで活動しています。

自身について「老若男女、国籍関係なく楽しめる楽曲やクリエイティブを得意とするマルチクリエイター」と紹介しています。

兄は俳優・菅田将暉さん、弟は俳優・菅生新樹さん。YouTubeの説明欄で「実の兄弟『菅田将暉』の大ファンとしての一面もしばしば」とつづっています。

一方で、兄と中学時代から比較され苦悩してきたことも明かしています

紅白歌合戦の舞台に立ったことがあり、2019年の第70回紅白歌合戦でRADWINPSのバックコーラスを務めました

2022年にリリースしたセカンドシングル「死ぬな!」が、バイラルチャートに5カ月連続ランクイン。同曲のヒットで世に知られるきっかけとなりました。

「はいよろこんで」どんな曲?

ヒット曲『はいよろこんで』は、アップテンポの曲調とメッセージ性のある歌詞が若者を中心に聴く人の心をつかんでいます。中でも、モールス信号でSOSを意味する「トントントン ツーツーツー トントントン」という特徴的な歌詞や、「ギリギリダンス」というフレーズに合わせたダンスがTikTokなどでトレンドとなりました。

こっちのけんとさんは毎日新聞のインタビューで、この楽曲制作の背景には、「死ぬな!」のヒット以降に舞い込んだ仕事のオファーを引き受けすぎたことへの後悔があると明かしています。

「『チャンスだからと全部受け入れるとこうなっちゃう(精神的にまいってしまう)、元気なうちにSOSを出して』と伝えたかった」

こっちのけんとさんの公式TikTokで、弟で俳優の菅生新樹さんをはじめ、アーティストやアイドルら数々の著名人とコラボしたダンス動画を公開しています。

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