富士山に異変?ここ4年とは大きく違う姿に。秋晴れでくっきり見えるも…

三連休二日目の今日は天気が回復し、秋晴れの所が多くなっています。
ウェザーニュース
三連休二日目の今日3日(日)・文化の日は天気が回復し、秋晴れの所が多くなっています。雨上がりの晴天で視界が良く、富士山も青空をバックに姿を見せました。ただ、その様子はここ数年と大きく異なっています。

早ければ明後日頃に雪が積もる可能性

各地に大雨をもたらした低気圧や前線は東に離れ、高気圧に覆われてきました。富士山周辺はシアーライン(風の流れが変化する境界線)の影響で静岡県側でやや雲が広がっているものの、山梨県側からはきれいに見えています。

最近4年間の文化の日の富士山の様子を見ると、今年だけが大きく違うことがわかります。2023年や2022年は山頂付近がうっすらと雪化粧していて。2021年はしっかりと雪が積もっていました。

気象庁による初冠雪と、富士吉田市が独自に発表している初雪化粧の日付を比較すると、近年は最も遅い2023年でも10月上旬までに発表されています。

▼富士山の初冠雪と初雪化粧
 2024年  まだ   まだ
 2023年  10月5日 10月5日
 2022年  9月30日 9月30日
 2021年  9月26日 9月7日

今年はこれまでの最も遅い記録である10月26日を大きく更新し、11月になっても雪が積もらない状況です。この先1週間は寒気が南下しやすく、明後日5日(火)頃は富士山周辺で降水の可能性があります。早ければ週の中頃にも雪化粧した富士山が見られるかもしれません。

 

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
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