台風21号の進路予測は?気象庁、米軍、ヨーロッパの予報機関で比較

台風21号の進路予想は?気象庁、米軍合同台風警報センター(JTWC)、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の予測を紹介します。

気象庁の進路予想は?

気象庁によると、非常に強い台風21号(コンレイ)は10月31日午後2時の時点で、沖縄の南を1時間に約25キロの速さで北北西へ進んでいる。

中心の気圧は950ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は65メートルで、中心から半径185キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いている。

31日は非常に強い勢力を保って沖縄の南から台湾付近に進む見込み。その後、11月1日は台湾海峡から東シナ海に進み、翌2日には温帯低気圧に変わるとみられる。

台風から変わる温帯低気圧や前線の影響で、11月1日から2日にかけて、東日本から西日本にかけての広い範囲で大雨となり、西日本では警報級の大雨となる恐れがあるという。

台風21号の予想経路図(2024年10月31日午前8時)
台風21号の予想経路図(2024年10月31日午前8時)
気象庁の公式サイトより

アメリカの予報は?

また、米軍合同台風警報センター(JTWC)も台風21号に関する予報を公開している。

気象庁と同様に、台風21号はフィリピンの東から沖縄の南に進み、その後、沖縄の南から台湾付近に進むとみている。

時刻の表記はZを単位とする数字で表されており、日本時間は9を加えた時間となる。

ヨーロッパの予報は?

チェコの企業であるWindy.comも台風21号の進路予想を提供している。

ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の気象モデルを採用しており、下の画面左下の「▷」ボタンを押すと、台風21号がどういう進路をたどろうとしているのか見ることができる。

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